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紫蝶の紡ぐ夢(3) の商品レビュー

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2024/01/24

前2巻からだいぶホラーに振り切った女神の刻印3巻。 ラストにたどり着くまで、じわじわを恐怖を煽られてくるのは楽しく、読む手はなかなか止まらなかったですね。シィンのガサツさが恐怖を多少でも薄めてくれました。それは良いか悪いかと言われたら、違和感ではあるのだけど、彼女のキャラクターに...

前2巻からだいぶホラーに振り切った女神の刻印3巻。 ラストにたどり着くまで、じわじわを恐怖を煽られてくるのは楽しく、読む手はなかなか止まらなかったですね。シィンのガサツさが恐怖を多少でも薄めてくれました。それは良いか悪いかと言われたら、違和感ではあるのだけど、彼女のキャラクターに慣れ出したということなのでしょうか。ガサツだよな、やっぱり。 ベタ惚れのラダストールが可哀想になるほどです。薄々勘づいているところがあるのかもしれないね彼女にも。それが恋心といつ気づくのか、そしてその感情が宿縁によるものではないか、と考えてしまった時に、二人の関係が違うものになってゆくのでしょう。月の女神のイタズラは、この展開を狙っているのではないか、と思うのは自分が拗れているからだよなぁ。 シィンが感情に素直になって、二人の因果の発端となった悲しい伝説を塗り替えることができたらいいな、とは思わない自分がいるのだ。

Posted byブクログ

2013/07/30

(1998.12.20読了)(1998.12.19購入) (「BOOK」データベースより)amazon シィンはフォビナ家から依頼を受け、悪魔伯爵に囚われた令嬢を取り戻すべく、その館へと交渉に赴いた。ラダストールがなぜか反対するのを聞き入れようともせずに。なぜならば、彼女は知らな...

(1998.12.20読了)(1998.12.19購入) (「BOOK」データベースより)amazon シィンはフォビナ家から依頼を受け、悪魔伯爵に囚われた令嬢を取り戻すべく、その館へと交渉に赴いた。ラダストールがなぜか反対するのを聞き入れようともせずに。なぜならば、彼女は知らない。彼が己の後ろに誰を見ているのかを。悪魔館の闇深くあふれる異端の生物、繰り返し顕れる不気味な幻覚、この地に秘められしものとは。 ☆関連図書(既読) 「女神の刻印1 予言の守護者」樹川さとみ著、中央公論社、1998.07.25 「女神の刻印2 永遠の誓い」樹川さとみ著、中央公論社、1998.09.25

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