絶対泣かない の商品レビュー

山本文緒(著者)

2014/08/09

働く女性が主人公の15つの短編集。
フラワーデザイナー、体育教師、漫画家、
女優、タイムキーパーなど
聞いたことがある職業からこんな仕事もあるんだ、
と思うものまで。

それぞれにそれぞれの悩みを持ちつつ、
でもそれぞれに懸命に生きている感じが
読後に自分も頑張らないとな、という気持ちに
させてくれます。

2014/07/23

フラワーデザイナー、体育教師、デパート店員、漫画家、営業部員、専業主婦、派遣・ファイリング、看護婦、女優、タイムキーパー、銀行員、水泳インストラクター、秘書、養護教諭、エステティシャン、手相観。
様々な主人公が己の仕事と向き合って生きている。この本を読み終えた後、仕事とは何なのかまだよく分からなくても、自分以外の周囲の人々の見方が少し違って見える気がした。

2014/07/15

短編で読みやすかった！
ただ全部物足りない、、
あと一歩つっこんでほしい、、

でもこれこそが実際日常に
溢れてることなのかなーーー

2014/06/25

文庫版あとがきが印象に残った。
仕事＝人生そのものと思い描きがちだし、キラキラと働きたい。
けど世の中そんなに甘くない。事務職だと営業や接客業にあこがれたりするけれど、隣の芝生は青くみえるってやつだと思う。
もちろん、状況に適応して一歩踏み出す事はとても大切だ。だが、ちょっとしたもやもやから動く前にこのあとがきを読むと、短編集の主人公を見ると、どの仕事も大変だけどきっと意味がある。また明日から頑張ろう。いや、頑張りすぎないでいいのかな。
少し肩の力を抜ける小説だった。

2014/06/22

再読。
とても面白いお話もあるのだけど、物足りない、消化不良のものも多くあったので星三つ。

その中でも「話を聞かせて」は、なんとなく立場が近いので親近感。
私も頑張ろう。

2014/04/12

初版は1995年に出版されたのかあ・・・と妙に頷く。
働くことはどこかの未来につながっている。
できればその未来に（しみる）ものであるとよい。
そういうスパイスのようなものをかすかに期待しながら
働くという行為は日常に融け込んでゆく。
私たちがどう耕されていくのか、そういうことを感じながら読んだり。さらり、と目を通し読み終えていない作品です。（理由は、他に読みたい本がありすぎるため）

2014/03/24

2014/3/24 Kindle版で読了。
本屋さんで見かけて、表紙とタイトルで一目惚れした作品。
正直、短編の内容は、今の自分の心情には合わなかった。
文庫版あとがきラストが、1番自分に入ってきた気がする。
「どうか、あなたがあなたの仕事を好きになれますように。」

2014/03/01

いろんな職種を題材にした短編集。
１５の職業と　手相見の方のエッセイがひとつ。
個人的にはお見合いの話とエステの話が好き（タイトル忘れた・・・）
山本センセの話は主人公が基本病んでるところがいいです（笑）
綺麗になっても　男が出来るとは限らない。
高い金だして　痛いも思いして　努力しても　２０代後半で処女。泣けた・・・
手相見の方のエッセイもよかったです。
どんな職種であっても　働くとつらいことはある。
嫌なこともある。楽しいこともないことはない。

2014/01/21

つまらんかった。わざとらしい単語使いも嫌だった。
整髪料の事をデップとかいうあたりに歴史を感じて、ああ、昔の本だなって思った。読まんでいい、時間の無駄。

2013/12/03

働く女性の短編集。一気に読んでしまいました。
20年近く前の作品で、今と感覚が違う点もあるけど、
普通のOLも、美人も、失恋を仕事で紛らわす人も、
皆、一生懸命。応援したくなるし、ちょっと元気になれた。