亜空電神サイヴァリオン の商品レビュー

出海まこと(著者)

2019/01/20

八吹悠也（やぶき・ゆうや）と月島家の四姉妹が巨大ロボットに乗り込んで宇宙からの侵略者と戦う物語です。

ヒロインである月島家の長女・月島冴子（つきしま・さえこ）は、26歳で悠也の担任教師。次女の月島琴美（つきしま・ことみ）は、悠也とおなじクラスの17歳で、メガネっ娘。三女の月島（つきしま）みあは14歳で勝気な少女。四女の月島あきらはちょっと生意気な小学です。琴美から月島家で開催される大規模なパーティに招待されることになった悠也は、屋敷の地下「ヴァリオン」と呼ばれる5体の巨大なメカがあることを知ります。琴美たちの話によると、彼女たちの祖先はこれらのメカに乗って地球へやってきたというのです。

その後、宇宙からの侵略者が到来し、ピンチに陥る琴美たちを助けるため、裕也が5体目のヴァリオンに搭乗して戦い、勝利を収めることになります。

なお、「青心社文庫」レーベルから刊行されており、ヒロインたちのエッチな姿がえがかれていますが、ホンバン行為はありません。「青心社文庫」や「プレリュード文庫」といった初期のジュブナイルポルノのレーベルのなかには、本作のように実用本位ではない作品がいくつか含まれているのですが、総じてストーリーも中途半端のように感じます。