ウメ子 の商品レビュー
みよちゃんの友だちのウメ子は強烈な個性の持ち主。 ウメ子が行くところ、いつも大騒動がまき起こる。 そして、家出した父親との再会は、ウメ子を少しだけ 大人にした…。 少女のまっすぐな友情と冒険を描く。
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ウメ子は変わっている。 ウメ子はふつうの子とちがう。 初めて会った日から、みよはずっとそう思ってきた。 ロビンフッドのような服装に、勇敢な行動。 みよは、ウメ子の魅力に夢中になった。 そんなある日、謎の紙芝居屋さんが現れ、行方不明だったウメ子の父さんの居場所が・・・。 (アマゾンより引用) ほんわか~な話で面白かった(*´∀`*)
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(2015/1/20読了) 阿川さんのエッセイは読んだことがあるけど、長編は初めてです。偶然にも(?)この作品が阿川さんの初めての長編でした。 タイトルは狙っているような感じですが、装丁も挿絵も目次も可愛いので、書架から選んだ作品です。 幼稚園児の友情、冒険、成長。家族から、見守...
(2015/1/20読了) 阿川さんのエッセイは読んだことがあるけど、長編は初めてです。偶然にも(?)この作品が阿川さんの初めての長編でした。 タイトルは狙っているような感じですが、装丁も挿絵も目次も可愛いので、書架から選んだ作品です。 幼稚園児の友情、冒険、成長。家族から、見守る周りの大人達からの愛の話。 読み進めるほどに、スピードが加速していきました。勇気をもらえ、優しくなれる、温かいお話しでした。 (内容) 「お父さんはいないの」ウメ子はうつむいたまま、答えた。とたんに私の笑いも止まった。急にあたりが静かになった。悪いことを言ってしまったらしい。私は白いワンピースのレースをいじりながら、小声で聞いてみた。「死んじゃったの?」ウメ子はびっくりした顔でこちらを向き直った。「ばかだなあ。死んでないよー。生きてるんだよ。でも、どこにいるかわからないの。だから、もう少し大きくなったら、捜しにいくんだ」「ひとりで」「ちがうよ。みよちゃんと一緒に」。天性が迸る、阿川佐和子初めての長編。
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元気でちょっと変わった女の子、ウメ子。 自分とは違う女の子だから、ウメ子のような子が幼稚園にやってきたら、あたしも友達になりたい! 自分に似た人にはイラッとしてしまいがちだけれど、自分にはないものを持っている人にはとっても魅力を感じてしまう。
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阿川さんのエッセイは読むけれど、このような小説もお書きになっていたのですね。 幼稚園児のみよちゃんとウメ子の友情のお話。 このウメ子、とても強烈なキャラで、転園当日衝撃的な真っ赤な服を着て現れた。気になるけどなんだか腹立たしかったり、仲良しなんだけど肩透かしくわされたようであった...
阿川さんのエッセイは読むけれど、このような小説もお書きになっていたのですね。 幼稚園児のみよちゃんとウメ子の友情のお話。 このウメ子、とても強烈なキャラで、転園当日衝撃的な真っ赤な服を着て現れた。気になるけどなんだか腹立たしかったり、仲良しなんだけど肩透かしくわされたようであったり。友達になっていくのってなんだかムズムズすることあったよな。だんだんだんだん育んでいくものなんだよね。その様が良い。
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阿川佐和子さんが年少時代の経験を元に書かれた、初の長編小説です。みよが兄と通う幼稚園にウメ子が新たに入園してきた、ウメ子は変わっている。ウメ子はふつうの子とちがう。初めて会った日から、みよはずっとそう思ってきた。ロビンフッドのような服装に、勇敢な行動。みよは、ウメ子の魅力に夢中になった・・・物が豊富に溢れていない時代、貧乏だけど温かい家庭、懐旧の世界に導かれる。みよ視線で書かれる素直で読みやすい文章、先日読んだ佐和子さんのエッセーと重なり、佐和子さんをより身近に感じられた。
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幼稚園に転入してきたウメ子、みよちゃんの視点からのお話。 とてもしっかりとした、個性的なウメ子に惹かれるみよちゃんとおにいちゃんの楽しくて、ちょっぴり冒険で、温かい友情。優しい気持ちになれた。
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みよちゃんのいる幼稚園に、ウメ子が転園してきます。 朝のお祈りの最中に、真っ赤なエプロンドレスに、赤のブラウスで 登場(?)したウメ子は、元気で、物怖じせず、男の子とも平気で遊んじゃいます。 ちょっと引っ込み思案のみよちゃんは、そんなウメ子が気になってしかたありません。 そんな...
みよちゃんのいる幼稚園に、ウメ子が転園してきます。 朝のお祈りの最中に、真っ赤なエプロンドレスに、赤のブラウスで 登場(?)したウメ子は、元気で、物怖じせず、男の子とも平気で遊んじゃいます。 ちょっと引っ込み思案のみよちゃんは、そんなウメ子が気になってしかたありません。 そんな二人の可愛い友情物語です。 ウメ子に振り回されるような、みよちゃんですが、ちょっとずつみよちゃんが成長していく姿がほのぼのとしています。 何気なくみよちゃんに声をかけてくれる園長先生が、素敵です。
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ウメ子は変わっている。ウメ子はふつうの子とちがう。初めて会った日から、みよはずっとそう思ってきた。ロビンフッドのような服装に、勇敢な行動。みよは、ウメ子の魅力に夢中になった。そんなある日、謎の紙芝居屋さんが現れ、行方不明だったウメ子の父さんの居場所が・・・。
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思った通りの展開と歯切れの良い文体で、一気に読める。出来たら小学生の時に読みたかったと思わせる、ジュブナイル。
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