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考える日々 の商品レビュー

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13件のお客様レビュー

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2009/10/04

「哲学」を「考えること」とする著者の普段の生き方について書かれたエッセイ。文章は平易だけれども、著者が明らかに変人で、考えることが普通じゃないだけに、理解は難しい。 結局のところ、どれだけ自分を客観視できるかということだろうか。なぜお金や権力が大事か、なぜ自分はこういう風に行...

「哲学」を「考えること」とする著者の普段の生き方について書かれたエッセイ。文章は平易だけれども、著者が明らかに変人で、考えることが普通じゃないだけに、理解は難しい。 結局のところ、どれだけ自分を客観視できるかということだろうか。なぜお金や権力が大事か、なぜ自分はこういう風に行動するのか等々。

Posted byブクログ

2009/10/04

池田さんの著書の中でも世情を通して語られている 一冊なので、哲学になじみのない人も読みやすいのでは? と感じた。 サンデー毎日の連載をまとめた一冊で日々忙しい サラリーマンにどれだけひっかかったのだろうか? 興味深いところだ。

Posted byブクログ

2020/07/15

池田晶子の言っていることは相変わらず変わっていないけれども、この本では特に「生と死」についての話題が多い。彼女が言うことには「善く生きる」ことのみが生きることの価値であるという。人間の一生は長さではなく、その質にあるなどということはよく言われることだし自明のことなのだけれども、そ...

池田晶子の言っていることは相変わらず変わっていないけれども、この本では特に「生と死」についての話題が多い。彼女が言うことには「善く生きる」ことのみが生きることの価値であるという。人間の一生は長さではなく、その質にあるなどということはよく言われることだし自明のことなのだけれども、それにしてはやはり世の中にはその理屈に合わないことが多すぎる。  医療技術の進歩によって人の寿命が延びたこと、他人の臓器を使って自分の臓器の代わりにすることが出来るということが人の人生を豊かにすることとは何の関係もないという主張は自分もまったくその通りだと思う。

Posted byブクログ