こはく色の夢 の商品レビュー

ジェシカ・スティール(著者),三木たか子(訳者)

2014/09/08

夜半の病院で朦朧としながらアホな勘違いをしてしい、無軌道な暴走で後悔する娘のロマです。
慣れない夜遊びの挙げ句、妊娠したかモと、バージンらしくパニックに

痛いツケは、バーで知り合い一夜を共にしたダイソンとの再会と、娼婦まがいの酷い誤解という展開。

男性視点なし。鬼ロマです。強がってつい嘘をついてしまう天然ヒロイン・アンバー。ジェシカ作品らしい可愛らしさの気の強さの持ち主。
http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-3869.html

2010/09/09

鎮痛剤で薄れていく意識の中で、ドクターの声がこだました。「この峠を越せたとしても、半年以上は生きられないでしょう」休暇中の北ウェールズで、アンバー一家は落石にみまわれた。アンバーの背中を傷めたこの事故は彼女から幸せと、父と母とを奪ったのだ。よくなろうという気力さえ失っていた彼女だったが、この言葉は彼女を生に執着させた。退院後しばらくすると死を待つだけの毎日から抜け出すために、アンバーは生まれて初めてホテルのバーの扉を押した。