世界の紛争地図の読み方 の商品レビュー
世界のどこでどんな問…
世界のどこでどんな問題が起きているのかわかる。ただし、情勢は変化しているので注意が必要。
文庫OFF
「世界中でまだ紛争が続いてるんです!」って言ってしまった時に「いつ?どこで?」と返された時のために読んでおく用の一冊。東ティモールで100人、アルジェリアで400人、エリトリアで500人。アイルランドで3,000人、チェチェンで8万人、ボスニアで20万人、スーダンで100万人、ル...
「世界中でまだ紛争が続いてるんです!」って言ってしまった時に「いつ?どこで?」と返された時のために読んでおく用の一冊。東ティモールで100人、アルジェリアで400人、エリトリアで500人。アイルランドで3,000人、チェチェンで8万人、ボスニアで20万人、スーダンで100万人、ルワンダで100万人。フィジーで、ニューカレドニアで、パプアニューギニアで。わかっていたつもりだったが、こうして延々と現実を突きつけられるとさすがに重くて苦しくて辛い。その原因については『不幸な家庭はいずれもそれぞれれに不幸なものである。』の言葉通り、植民地政策の残滓、二次大戦の名残、冷戦の爪あと、政治、宗教その他もろもろ。正直それを知ったところでどうすることもできないし、知らなくても日本でならば日々平穏に生きていけるが、世界・人類について語るならば避けては通れない。本書の発行は1999年。それから15年、何が変わっているのだろうか。
Posted by
中東とかの有名な話ではなく、オセアニアやアフリカなどの話を知れたのは収穫です。むしろその辺が知りたかったので後はじゃまくさく思いました。 わりかし表面的な話に終始しているので、題材のわりに引き込まれず、盛り上がりにかける、というのはありますね。
Posted by
- 1