ミス・サハラを探して の商品レビュー
写真がきれい。 島田氏独特の語り口も味わいどころ。 発行当時、チュニジアって旅先としてあまりメジャーじゃなかったけど、その後、アラブの春やらテロやら、また行きにくい国になってしまったのが残念。
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チュニジアの旅行記というのは珍しい、と思って読んでみました。内容はごく軽いもので、写真が半分くらいです。
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最初、この作品を短篇集の一篇としてテキストだけで読んだので印象が違った。まず小説として読んだのが実は紀行。読まれ方の違いみたいなのを改めて。ここには写真があり、読み方も当然、紀行のつもりで眺めることに。小説として読んだ経験がそうさせるのかテキストにより写真に奥行きが生まれている。...
最初、この作品を短篇集の一篇としてテキストだけで読んだので印象が違った。まず小説として読んだのが実は紀行。読まれ方の違いみたいなのを改めて。ここには写真があり、読み方も当然、紀行のつもりで眺めることに。小説として読んだ経験がそうさせるのかテキストにより写真に奥行きが生まれている。写真の向こうが活き活きしている。砂漠の民になったような気にさせる本だったかな。
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途中でヤル気がなくなってしまわれたかのような、ものの30分で読めちゃう旅エッセイ。馬鹿にしているのか、と問いたくなるけれどもチュニジアの写真の美しさにうっとりしちゃったので、まあ良い。チュニジアについて全く知らなかったから楽しかった。それにしても、匂わすだけ匂わして後はだんまり口...
途中でヤル気がなくなってしまわれたかのような、ものの30分で読めちゃう旅エッセイ。馬鹿にしているのか、と問いたくなるけれどもチュニジアの写真の美しさにうっとりしちゃったので、まあ良い。チュニジアについて全く知らなかったから楽しかった。それにしても、匂わすだけ匂わして後はだんまり口を噤むというような、いやらしさも感じた。人間性なのかね、これ。どうでもいいけど、チュニジア行きたい行きたい。
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もともと本を出版する予定で旅をした、というような内容ですが、なかなかおもしろいです。 何がって、語り口に笑えたりするわけです。が、この本を初めての島田雅彦本として手にとっても、おもしろいかどうかはちょっと謎ですが。 本はキレイです。表紙の写真もね。
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