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ファーブル昆虫記の虫たち(1) の商品レビュー

4.7

7件のお客様レビュー

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2024/11/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ファーブル昆虫記の虫たち〈1〉 熊田 千佳慕氏がお亡くなりになりました。ご冥福をお祈りします。 代表作の一つであるファーブル昆虫記の絵本を手にとってみました。 細密画とは知っていましたが、精緻に描かれた昆虫たちは、今にも飛んだり、跳んだり、這い回ったりしそうです。自然の造形のすばらしさを知らしめてくれる、素晴らしいお仕事の成果だと思います。 好きこそものの上手なれ。はて、竹蔵は何が好きなんだろう?などということまで想いを馳せてしまいました。 竹蔵

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2024/08/07

昆虫の画文集の絵本ですね。 熊田千佳慕さん(1911ー2009)神奈川県生まれ。 グラフィック・デザイナー画家。 熊田さんは、幼少から昆虫が好きで、父親から「ファーブル昆虫記」をよく聞かされたそうです。 東京美術学校を卒業してグラフィック・デザイナーの道を進む。  戦後、精密画法...

昆虫の画文集の絵本ですね。 熊田千佳慕さん(1911ー2009)神奈川県生まれ。 グラフィック・デザイナー画家。 熊田さんは、幼少から昆虫が好きで、父親から「ファーブル昆虫記」をよく聞かされたそうです。 東京美術学校を卒業してグラフィック・デザイナーの道を進む。  戦後、精密画法を会得されて、幼児の絵本や雑誌で花や虫の生態画を手掛けられます。 「ファーブル昆虫記」を絵画にするというのが、ライフワークにされたそうです。 『ファーブル昆虫記の虫たち』は1998年に発行されました。四巻あります。  この本は一巻目です。三つの虫が紹介されています。   ハナムグリ (甲虫)   センチコガネ (甲虫)   オオクジャクサン (蛾)  名前だけでは、ちょとわかりにくいかな? 精密画の原画の原寸の絵本形式になっています。 絵の横には、詩の調べの文が寄せられています。 花や虫たちが、それはそれは美しく繊細な彩りで輝いています。温かみを感じるのは、熊田千佳慕さんの愛情があふれているのでしょうね。 (この本も、メメさんの本棚登録で知りました。  素晴らしい目を見張る、心打たれ温かみを感じる画文集でした。メメさん、ありがとうございます♪)

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2024/11/02

「ファーブル昆虫記の虫たち (1) (KumadaChikabo’s World)」【シリーズ5巻まで】 熊田千佳慕(くまだちかぼ) (1911年ー2009年) 『私は虫である~昆虫画家の小さな世界(1991)』数年前にNHKの再放送を視聴し、感動して熊田千佳慕さんの絵本を...

「ファーブル昆虫記の虫たち (1) (KumadaChikabo’s World)」【シリーズ5巻まで】 熊田千佳慕(くまだちかぼ) (1911年ー2009年) 『私は虫である~昆虫画家の小さな世界(1991)』数年前にNHKの再放送を視聴し、感動して熊田千佳慕さんの絵本を図書館でお借りしました。 (ちょっと振り返りながら記録します。) 【番組説明より抜粋】 「結婚して40年間、一度も外泊したこともなく、半径1キロ以内の自宅周辺からほとんど出かけることがないという老画家の世界を描く。」 この番組は、虫を愛し、ファーブル昆虫記の挿絵を描き続けることを生涯の仕事とされた日本のプチファーブル、熊田千佳慕さんの虫たちに向き合う真摯な姿を記録されたドキュメンタリーでした。 『ファーブル昆虫記の虫たち (1) (KumadaChikabo’s World)』は、植物や、虫の目線までかがみこみ、産毛の一本一本まで緻密に写された、千佳慕さんのシリーズ絵本になります。 クマチカ先生の素晴らしい絵に魅了されますよ〜。大型絵本になりますが、感動がありますのでぜひ手に取られてみてはいかがでしょうか。(*´︶`*)

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2022/07/20

原画原寸大の昆虫の絵。後半では、ファーブルがどのように昆虫観察したか、絵と共に解説されている。じっくり鑑賞したい緻密な昆虫絵。

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2016/09/08

娘が学校の図書室から借りてきた。 2006年に目黒区立美術館の千佳慕展へ行った時に初めて出会った。 正直なところ虫には全く興味がなかったけれど、このタッチはとてもすきだ。 蝶を描くのにどれほど観察して親しみ、愛したのだろうと思ってしまう。 そんな出会いの本を、思いがけず10年ぶり...

娘が学校の図書室から借りてきた。 2006年に目黒区立美術館の千佳慕展へ行った時に初めて出会った。 正直なところ虫には全く興味がなかったけれど、このタッチはとてもすきだ。 蝶を描くのにどれほど観察して親しみ、愛したのだろうと思ってしまう。 そんな出会いの本を、思いがけず10年ぶりに手にとってなんだかとても懐かしい。

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2015/03/17

写真の図鑑よりも虫たちが身近に感じられるのが不思議 「くまちか」こと熊田千佳慕さん大好きです。くまちかさんが描いた原寸大で本になっている・・・ということで即購入。娘へのプレゼントと称して全巻揃えるつもりです。見たことのない人はとりあえず、書店で現物をご覧になることをオススメします...

写真の図鑑よりも虫たちが身近に感じられるのが不思議 「くまちか」こと熊田千佳慕さん大好きです。くまちかさんが描いた原寸大で本になっている・・・ということで即購入。娘へのプレゼントと称して全巻揃えるつもりです。見たことのない人はとりあえず、書店で現物をご覧になることをオススメします。写真の図鑑よりも虫たちが身近に感じられ、大切にしたくなるのが不思議。娘にはそういう気持ちを持って欲しいもの。ただ、カミさんには不評で「リアルすぎて気持ち悪い」とのこと。うーん、この魅力がわからないか・・・。

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2011/06/19

プチ・ファーブルとして知られる熊田千佳慕の画集・絵本。ファーブル昆虫記に登場する虫たちを1冊に数種ずつ取り上げて描いていく。 丁寧に時間を掛けなければ生まれない精密な絵。やわらかな温かいタッチ。 原画はさらにすばらしいんだろうなぁ・・・。割に最近、近くで原画展をやっていたのに見に...

プチ・ファーブルとして知られる熊田千佳慕の画集・絵本。ファーブル昆虫記に登場する虫たちを1冊に数種ずつ取り上げて描いていく。 丁寧に時間を掛けなければ生まれない精密な絵。やわらかな温かいタッチ。 原画はさらにすばらしいんだろうなぁ・・・。割に最近、近くで原画展をやっていたのに見に行かなかったのが残念に思えるほど。 短い説明文も昆虫への愛に満ちている。 *この巻では糞虫の1種のセンチコガネが出てくる。巣穴を細長く掘って、「フンの腸詰め」状のものをこしらえるらしい。 子どもの頃ファーブル昆虫記を読んで、個人的に印象深かったのは、フンコロガシが糞を西洋梨型にして先の部分に卵を産み付けるという話。表紙の絵からすると、このシリーズの4巻がそれのようだ。次借りるなら4巻にしよう。

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