国家と歴史 の商品レビュー
「国家と歴史」西部邁著、秀明出版会、1998.04.10 248p ¥2,100 C0330 (2022.11.26読了)(1998.04.15購入) 常識的な意見を述べる人として、福田恒存、清水幾太郎、に続く人として西部邁さんを読んできました。購入したけど、積読になってしまって...
「国家と歴史」西部邁著、秀明出版会、1998.04.10 248p ¥2,100 C0330 (2022.11.26読了)(1998.04.15購入) 常識的な意見を述べる人として、福田恒存、清水幾太郎、に続く人として西部邁さんを読んできました。購入したけど、積読になってしまっている本が何冊かあるので、在庫を減らそうと読みました。 副題に「状況の中で」とあるように、1994年から1997年に雑誌『発言者』に書いた時事評論的な文章を一冊にまとめたものです。 もう20数年前のことになってしまいましたので、当時のことを思い出しながら読みました。 阪神大震災、オウム真理教、ペルーの日本大使館人質事件、等があったんですね。 【目次】 Ⅰ 国家への接近 1 無規範と無政府に沈む現代都市 2 官僚へのメッセージ 3 守旧のための革新 4 教科書を汚染する人権主義 5 共同体をあえて礼賛する 6 随想・グローバルキャピタリズムの自己破壊 Ⅱ 歴史からの射撃 1 家族という万華鏡 2 不死身なり、口舌の徒 3 消費税率アップによって低所得層の税負担が増えるのは当たり前のこと 4 民主リベラルとはそも一体何ものぞ 5 政治は家族歌合戦なのか 6 民の心と冬の空 7 危機は管理しがたきものなり 8 阪神の火災を煽った報道ヘリコプター 9 テレビという精神の脱重力装置 10 バッシングとパッスィング 11 管理は過大なのか過小なのか 12 「空気」の国における「風」 13 テレビカラオケの醜怪 14 青島知事の賞讃さるべき「公約違反」 15 犯罪には真剣に取り組むべきこと 16 「民主主義は多数決」ではないのか 17 「千円投票」の児戯 18 責任「論」を知らぬものたちによる責任談義 19 TBSの偽善 20 大人の態度を示す岩国市民 21 「よしのり」の思想 22 友愛あそびの残忍さ 23 市民主義のバスに乗り損なった江田五月 24 汚職くらい「正しく」やれ 25 保守するための改革 26 日本株を急落させる日本人 27 「言論の自由」は人権主義者のもの 28 フジモリ・ザ・グレイト 29 尖閣諸島における「中国人」の異常行動 30 法匪と化す人権屋 あとがき ☆関連図書(既読) 「世人に言上したきことあり」西部邁著、新潮社、1996.01.30 「破壊主義者の群れ」西部邁著、PHP研究所、1996.03.28 「思想の英雄たち」西部邁著、文芸春秋、1996.04.25 「知性の構造」西部邁著、角川春樹事務所、1996.07.08 「知識人の生態」西部邁著、PHP新書、1996.11.05 「国柄の思想」西部邁著、徳間書店、1997.01.31 「恐慌前夜の独り言」西部邁著、新潮社、1998.02.20 「なぜ「日本売り」は起きたのか」西部邁著、PHP研究所、1998.03.05 「寓喩としての人生」西部邁著、徳間書店、1998.06.30 「福澤諭吉」西部邁著、文芸春秋、1999.12.10 「ナショナリズムの仁・義」西部邁著、PHP研究所、2000.12.25 「愛国心」田原総一朗・西部邁・姜尚中著、講談社、2003.06.25 「アホ腰抜けビョーキの親米保守」小林よしのり・西部邁著、飛鳥新社、2003.07.05 「核武装論」西部邁著、講談社現代新書、2007.03.20 「小沢一郎は背広を着たゴロツキである。」西部邁著、飛鳥新社、2010.07.29 (「MARC」データベースより)amazon 「公共精神なき民衆は公民でなく、公民でないものに公僕はもてない」「特殊法人をシンクタンクに改善せよ」…現代の矛盾を鮮烈に撃つ。
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