小学校1年で国語辞典を使えるようにする30の方法 の商品レビュー
教師向けの本ですが、保護者の方にも是非読んでいただきたい本のひとつです。 小学校1年生で国語辞典は早すぎるのでは、と思われるかもしれません。現在のカリキュラムでは、小学校4年生からの使用を指導するのが良いとされております。本当にそれでよいのでしょうか。では、4年生までの子ども...
教師向けの本ですが、保護者の方にも是非読んでいただきたい本のひとつです。 小学校1年生で国語辞典は早すぎるのでは、と思われるかもしれません。現在のカリキュラムでは、小学校4年生からの使用を指導するのが良いとされております。本当にそれでよいのでしょうか。では、4年生までの子どもは、自分で調べたい意欲、知りたい気持ちはどうしたらよいのでしょう。大人はどのように手をさしのべてあげたらよいのでしょうか。 子どもは特別に指導しなくても、自分の好きなこと、知りたいことが載っている事典や図鑑を食い入るように読みます。その事象について、もっと知りたい、その事象の博士になりたいのだという気持ちは溢れんばかりです。 国語事典は、難しい言葉の意味だけに限定されず、動植物の名前、自然現象のことなど、百科事典代わりとしても十分に利用できます。 はじめに「言葉がどういう順番に並んでいるのか」さえ教えてしまえば、後は放っておくのが一番でしょう。子どもは大人の想像を遙かに超えて、国語事典を使いこなすようになります。 この本には、実際に国語事典を使いこなしている何人もの小学1年生が登場します。写真も沢山掲載されています。そんな写真を見ているだけでも、我が子にすぐにでも国語事典を買い与えたくなる、そんな一冊です。
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