詩集 散リユク夕ベ の商品レビュー
*********** その時僕が思ったことは みんな うたがいながら信じてるんだ ということ 人の心は弱いのだ 信じながらもうたがい うたがいつつも信じている この可逆さかげんはどうだろう 光と闇を行ったり来たり 時々 まるで人は うたがう競争を...
*********** その時僕が思ったことは みんな うたがいながら信じてるんだ ということ 人の心は弱いのだ 信じながらもうたがい うたがいつつも信じている この可逆さかげんはどうだろう 光と闇を行ったり来たり 時々 まるで人は うたがう競争をしてるみたいだと 思うことがある でも最終的に勝つのはいつも 信じた方だ 最後の最後のことだけど 勝つといっても心の中のことだけど *********** いつもいつも 思いと言葉が ちょっとズレる もどかしさ *********** わたしが好きなのはこのふたつ。 素敵な言葉のセンスをもつお友達が レビューに書いていたのを見て 読み返してみました。 やっぱりいいなあ。
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なんだか、年々詩が好きになっていく。この一冊もとてもよかった。 恋愛に関するものが多かった。恋愛中でない自分でも、どきどきした。 その中から、一編をピックアップしておこう。 「私があの人のためにできることは 特にない ただ黙って きれいな気持ちでそばにいるだけ きれいな気持ち...
なんだか、年々詩が好きになっていく。この一冊もとてもよかった。 恋愛に関するものが多かった。恋愛中でない自分でも、どきどきした。 その中から、一編をピックアップしておこう。 「私があの人のためにできることは 特にない ただ黙って きれいな気持ちでそばにいるだけ きれいな気持ちでそばにいるという作戦 素直という爆弾を投下」
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この詩集を中学の時に読んで初めて「自分でも創作をしてみよう」と思った、きっかけの本です。 「散リユク夕ベ」の詩の、それまでの流れを受けて、最後の2行が特に素敵ですね。
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擦り切れるほど読んで擦り切れた。心の中に残ってくすぶっていた景色が日常の中でふいに一致する感覚がたまらなく、すき。
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中学のときに既出詩集全巻読んだ。 言葉にできないあの年頃の 感情の行き先を作ってくれた。 今もぱらぱら読みます。
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ひとりの時とか、悩んでる時とか、そんな時に読むと心にじわ〜っと染みてくる。じっくりと味わって読むのが良い。素敵な作品。
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今一番大切な人に出会った頃に手にした作品です。あの頃の胸の痛みを思い出して、きゅんとします。[2006/3/4]
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個人的にすみわたる〜の方が攻撃的で好き。 こちらにも突き刺さる言葉はいくつかありーの。でも日常の中で当たり前になりすぎていちいち言語化しない感情や風景をあえて言語化してきた作品には、しばしばはっとさせられました。 次集との間に一体何があったのか、銀色夏生。ってのはつれづれノート読...
個人的にすみわたる〜の方が攻撃的で好き。 こちらにも突き刺さる言葉はいくつかありーの。でも日常の中で当たり前になりすぎていちいち言語化しない感情や風景をあえて言語化してきた作品には、しばしばはっとさせられました。 次集との間に一体何があったのか、銀色夏生。ってのはつれづれノート読めばわかるか。
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銀色夏生さんの刺繍で1番好きなもの。何度読み返したことか。今でも開いてみる。年季入ってボロボロ。でも大好きな1冊。好きな言葉にあふれてて、ここで全部紹介できないのが残念!
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銀さん詩集の中で、一番好きな本です。夜、寝る前にぱっと開けて、じっとゆっくり少しづつ読むと、心にしみます
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