楽園の雫 の商品レビュー
崎谷はるひさんの商業…
崎谷はるひさんの商業作品デビュー作です。直情型の瑛二は幼い頃、幼なじみで年上のくせに泣き虫な和哉に「泣くな」と叱りつけることしかできなかった。高校に入り、二人の間には微妙な距離感が漂う。高校生の初々しさとまっすぐな気持ちが心地よいお話です。イラストは蓮川愛さん。
文庫OFF
このお話は、著者のデビュー作です。 今の作風しか知らない方には、とても新鮮だと思います。 本当に普通幼馴染もののBLです。(普通ってなんだ…) エロにまだ目覚めてないし、デビュー作なのでどこか遠慮気味だと思います。 今回の二人が純情なんだからでしょう。 和哉は、『優等生』の鎧をか...
このお話は、著者のデビュー作です。 今の作風しか知らない方には、とても新鮮だと思います。 本当に普通幼馴染もののBLです。(普通ってなんだ…) エロにまだ目覚めてないし、デビュー作なのでどこか遠慮気味だと思います。 今回の二人が純情なんだからでしょう。 和哉は、『優等生』の鎧をかぶっています。それは、昔からクオーターであることや感受性の強いこと、母子家庭であることでパワーゲームで負けることから自身を守るため。習い性のようなものでもある。 対して、瑛二は、普通のバスケ少年。うわ、特徴が…、あと何があるかな…?(オロオロ) そんな二人が、和哉の母親の再婚を機に付き合うお話なのですが。 いやぁ、もどかしいですよ~。 著者特有のエロさもないし。 だって『ピュアラブ』(後ろの説明)ですよ。 和哉は、最初っから瑛二しか目が無いし。 瑛二は、好みの女の子のプロトタイプが幼馴染だと気づいた時の衝撃とか、和哉のもてっぷりに拗ねて和哉に声をかけあぐねてるんですよ。 身長が追い抜くまでとか言ってる時点で青いねv 大きな事件も特に無く、安心したりして。 普通って、凄いなと思います。 まあ、そんなお話です。
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1998年発行のデビュー作です。 切ないけれど、読んだ後はほんわかする素敵な作品です。 当時これを読んだ時、「なんて上手い作家さんだろう!」とビックリしてました。 昔はこんな風に読ませるBL小説を書く人は少なかったからなぁ… (´〜`ヾ)
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デビュー作。 瑛二はひとつ年上の和哉に、密かなときめきと反発を覚えつつ、ぶっきらぼうな態度しか取れない。身長も追い越せないのが苛ついて、ぶっきらぼうにしか相手が出来なかったけれど…。
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