わたしの流儀 の商品レビュー
吉村昭さんのエッセイ「わたしの流儀」、1998.5発行、小説を書く、言葉を選ぶ、人と出会う、酒肴を楽しむ、旅に出る、歳を重ねるの6つの章立てです。「家内と野球」のくだり、微笑ましいです。弟が「長嶋は、全くよく打つなあ」と感嘆した。テレビに眼をむけていた家内が「それなら、長嶋という...
吉村昭さんのエッセイ「わたしの流儀」、1998.5発行、小説を書く、言葉を選ぶ、人と出会う、酒肴を楽しむ、旅に出る、歳を重ねるの6つの章立てです。「家内と野球」のくだり、微笑ましいです。弟が「長嶋は、全くよく打つなあ」と感嘆した。テレビに眼をむけていた家内が「それなら、長嶋という人に続けて打たせればいいじゃないですか」と言った。私と弟は絶句して顔を見合わせた。「巨人は毎晩のように試合をして、他のチームは休んでるのね。巨人の選手は気の毒だわ」彼女の質問は新鮮で、身構えながらも、どう答えるか、それが楽しいw!
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