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森瑤子・わが娘の断章 の商品レビュー

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2019/05/03

10年以上も前に読んだ本なのだが、アイヴァンの悪口しか覚えておらず、「森瑤子の帽子」を読んだらどうしても読み返したくなって再読。 「森瑤子の帽子」でも感じたことだが、森瑤子のエッセイは創作が多分に含まれていたのでは?あまりに御尊父との見解が違い過ぎる。もちろんお父上の記憶違いも...

10年以上も前に読んだ本なのだが、アイヴァンの悪口しか覚えておらず、「森瑤子の帽子」を読んだらどうしても読み返したくなって再読。 「森瑤子の帽子」でも感じたことだが、森瑤子のエッセイは創作が多分に含まれていたのでは?あまりに御尊父との見解が違い過ぎる。もちろんお父上の記憶違いもあり得るとは思うが。 小説は当然作り事だが、エッセイは多少の誇張や脚色はあるだろうが、基本事実、真実、リアルかと思い込んでた。 森瑤子の父として著された書物であるが、伊藤三男氏の半生としても読める。民間人として大陸へ渡った人間の半生記である。

Posted byブクログ