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もう一度デジャ・ヴ の商品レビュー

3.4

99件のお客様レビュー

  1. 5つ

    18

  2. 4つ

    21

  3. 3つ

    42

  4. 2つ

    9

  5. 1つ

    4

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2016/07/23

村山由佳さんの処女作。 カットバック方式で進む物語。 ファンタジーで少女漫画のような素敵な恋愛小説。

Posted byブクログ

2015/09/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

15年以上前に読んだものを再読。当時は「おいしいコーヒーのいれ方」のサイドストーリーになっているとは知らず、運命の恋人と出会う輪廻転生の繰り返しをテーマにしたファンタジーテイストに抵抗を感じたと記憶しているが。今回改めて読み直すと物語の厚みを増す形で楽しむことができた。サイドストーリーの方が作品としては古いことも興味深い。 200年前と現在とのリンク。登場人物のほとんどを身近な人物と重ねるのはちょっと強引であるが、それを知った上で読むのも面白い。 はやて→矢崎武 おりん→桐島先生 嵐→狩野 凩→小林 夕凪→小島夕子 鬼蔵→大仏

Posted byブクログ

2014/06/12

ページ数が少ないのですらすらと読めました。エピローグの最後の台詞「きっと、思い出させてみせます」にこの作品のすべてがこめられていると感じました。

Posted byブクログ

2017/10/31

 ロマンチックだわねえ。さすがに前世とか生まれ変わりとか、信じられない年代になってしまいましたが、心の奥では信じているのかも…。  映像にしても面白そうです。

Posted byブクログ

2014/03/01

少女漫画が小説になったようなテンポの良い作品です。誰が誰の生まれ変わりかすぐに分かるような人物配置で、頭を使わずにさらっと読めるところも良かったです。 ページ数が少ないので書き込まれた話ではないぶん物足りないような気がしなくもないですが、輪廻転生のテーマとしては厚いので薄っぺらな...

少女漫画が小説になったようなテンポの良い作品です。誰が誰の生まれ変わりかすぐに分かるような人物配置で、頭を使わずにさらっと読めるところも良かったです。 ページ数が少ないので書き込まれた話ではないぶん物足りないような気がしなくもないですが、輪廻転生のテーマとしては厚いので薄っぺらな感じはしませんでした。 現在と過去が交互になる章運びも飽きが来ませんでした。だらだらした文章がないからこの薄さで満足できる作品になったのかもしれないですね。 あとで「おいしいコーヒーの入れ方シリーズ」を読んだ時に、矢崎が出てきて得した気分になりました。 とりあえず保健の先生は何て名前なんですかね、気になります。

Posted byブクログ

2014/02/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

物語は現代の矢崎武志のお話と戦国の忍び、はやてのお話とが交互に進んでいきます。 初めはそれぞれのお話が平行線で展開されていきますが、物語が進むにつれて二つのお話が交差して意外なクライマックスへと繋がります。 頭から前世の存在を信じている訳ではありませんが、前世があり、このお話のように運命の人とは繰り返し永遠に巡り合うと想像してみるとロマンを感じずにはいられませんでした。 武志にしても、はやてにしても十代の少年が主人公なのに、とても色っぽいお話でした。 こちらの小説は村山由佳さんの最初の作品のようです。村山さんの本は何冊か読んでいますが、この『もう一度デジャ・ヴ』が今のところ一番好きです。

Posted byブクログ

2012/12/22

古い時代を背景に話が進んでいくが、その描写がまた面白い。現実と過去とのパラレルでの展開はなかなか。 ちなみに村山由佳の他作品と、さりげないコラボレーションがあるのも素敵。

Posted byブクログ

2012/09/21

作者にとっては異色ともいえるファンタジーもの。 不思議と女の子にもてること以外は、いたって普通の高校生活を送っていた主人公矢崎武志は、ある日見たテレビ番組で強いデジャ・ヴに襲われる。以来、リアルな夢を繰り返し見るようになり、そこに登場する一人の女性を強く慕うようになる。 ファンタ...

作者にとっては異色ともいえるファンタジーもの。 不思議と女の子にもてること以外は、いたって普通の高校生活を送っていた主人公矢崎武志は、ある日見たテレビ番組で強いデジャ・ヴに襲われる。以来、リアルな夢を繰り返し見るようになり、そこに登場する一人の女性を強く慕うようになる。 ファンタジーにありがちな(と、私は思っている)強引なストーリー展開はないが、軽い夢物語といった印象は拭えない。「天使の卵」より2年も前に書かれたということで無理もないかもしれないが。

Posted byブクログ

2012/08/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ライトノベル。と言いきっても怒られないと思います。 教科書のような筋書きで、しかもテンポがいいのでリズムだけでスラッと読んでしまえる。現在と戦国時代という場面の変化を上手に使っているせいかも。 村山作品は2冊目ですが、一切の破綻や筆が流れるということがなく、きっちりと起承転結に納まるのは見事。その上で「出逢い」にものすごくこだわっているように感じます。 題材は輪廻転生。と言うよりも、運命の人との出会いを描いた作品なのかな。 女性にとっての白馬の王子様、男性にとってのお姫様。赤い糸で結ばれているのなら、その人との出会いは前世から決められた未来。 約束された少し先の未来までを、時を往き来しながら描く青春胸きゅんストーリー。 映画かアニメのノベライズのような小説でした。 意外と面白かったのは、この手が好きなのからかも知れんよ。

Posted byブクログ

2012/07/28

私の前世って何だろう・・・ 前の世界と今の世界って、やっぱり巡っているんだろうか。 そんなことを考えさせられた。 いやぁ、ラストは切ないけどグッとくる!

Posted byブクログ