愛書狂 の商品レビュー

鹿島茂(著者)

2011/02/09

古書って美しい。
フランスって美しい。
もういっそ食べてしまいたい。

「私こんなに人間関係とか全てを疎かにして本ばっかり読んでていいのかしら」と悩んでいるときに読むととても救われる。むしろその足で本屋さんに出かけてしまいたくなる。そして、自分の本棚を見つめなおしたくなる一冊。
まずは手にとってぱらぱらめくって見てほしいです。まあなんて美しいんでしょう、魅惑の古書。装丁が豪奢なのも、挿絵が贅沢なのも、全て国が潤って本が愛されていた証だものね。とてもすばらしいことだと思います。