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マガジン青春譜 の商品レビュー

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2011/09/29

雑誌『文藝春秋』の誕生は大正11年12月、産みの親は『父帰る』で知られる菊地寛。また、青年の頃の川端康成や大宅壮一の苦悶の日々が垣間見られる。 川端康成については相当情けない姿が描かれている。今風に云えば、草食系男子の典型であり、だいぶん薄気味悪い。川端の生い立ち(一・二歳で両親...

雑誌『文藝春秋』の誕生は大正11年12月、産みの親は『父帰る』で知られる菊地寛。また、青年の頃の川端康成や大宅壮一の苦悶の日々が垣間見られる。 川端康成については相当情けない姿が描かれている。今風に云えば、草食系男子の典型であり、だいぶん薄気味悪い。川端の生い立ち(一・二歳で両親を亡くし、祖父母に育てられ15歳で孤児になる。)が大きく影響しているのだと思う。

Posted byブクログ