イタリア・トスカーナの休日 の商品レビュー
映画の原作本。 映画とは別物で、ステキな1冊です。 行ったこともないのに、トスカーナの情景が浮かんでくるという不思議…料理だけではなく、風景がとてもカラフル、太陽も暑い! 表紙の猫もかわいいと眺めていたら、岩合光昭さんの写真でした。 巻頭には筆者による家や料理や庭などの写真が...
映画の原作本。 映画とは別物で、ステキな1冊です。 行ったこともないのに、トスカーナの情景が浮かんでくるという不思議…料理だけではなく、風景がとてもカラフル、太陽も暑い! 表紙の猫もかわいいと眺めていたら、岩合光昭さんの写真でした。 巻頭には筆者による家や料理や庭などの写真があり、とてもそそられます(笑) 最後の一行も、まだまだ時間が流れていくと感じさせられ、イタリアの歴史の深さが伝わるように思いました。 アメリカ南部出身の作者の幼少期の記憶と、アメリカでの生活などが時折挿まれています。 アメリカにも家、イタリアにも家、購入時にも莫大な費用がかかり、修理にも莫大な時間と費用をかける…もう私にはできないことばかりですが、疑似体験というか、経験した気にはなれるというか。 発表から24年ですが、読めてよかったです。 日本での映画公開にあわせ、内容再構成・タイトル変更版もあるようですが、内容のカットがあるらしいので、読むならぜひこちらをおすすめします。 鶉とうさぎ… ちなみに映画もステキです。 知的に成長したダイアン・レインが役柄に合っていました。公開時、恵比寿ガーデンシネマで観ました。なつかしい。
Posted by
率直に言って、イタリアに行きたくなります。イタリアに住みたくなります。イタリアンが食べたくなります。イタリア産ワインが飲みたくなります。 著者の実体験に基づく、いくつかのイタリアンに関する詳しいレシピつき。 読み応えもあっておすすめ。
Posted by
こんな生活をしてみたい!と山ほどの人に思わせる本。 田舎家を買って改築するまでの苦労やドタバタも書いているけど、それすら素敵にみえる。
Posted by
トスカーナの田舎町に一軒家を買ったアメリカ人の女性詩人が 夏と冬の休暇ごとにイタリアを訪れ、手に入れた家を修理して自分の理想の家にするまでの過程をトスカーナの自然、日常を織り交ぜながら描いた作品。市場の活気、名もない風景、野に咲き乱れる花・・トスカーナの見知らぬ町の風景が目に浮か...
トスカーナの田舎町に一軒家を買ったアメリカ人の女性詩人が 夏と冬の休暇ごとにイタリアを訪れ、手に入れた家を修理して自分の理想の家にするまでの過程をトスカーナの自然、日常を織り交ぜながら描いた作品。市場の活気、名もない風景、野に咲き乱れる花・・トスカーナの見知らぬ町の風景が目に浮かぶよう。季節の素材を生かしたレシピの数々も魅力。2004年夏に映画化。
Posted by
詩人の目が捉えた豊かな大地。夏と冬はトスカーナで過ごすという著者が、彼の地に古い家を買い、山ほどの努力をしながら少しずつ家と土地を甦らせる。トスカーナについての本が多い中で、これほどみずみずしい生活感にあふれたものはなかっただろう。実は中にちりばめられたおいしそうなレシピの数々に...
詩人の目が捉えた豊かな大地。夏と冬はトスカーナで過ごすという著者が、彼の地に古い家を買い、山ほどの努力をしながら少しずつ家と土地を甦らせる。トスカーナについての本が多い中で、これほどみずみずしい生活感にあふれたものはなかっただろう。実は中にちりばめられたおいしそうなレシピの数々に惹かれたんだろう、なんてことはいいっこなしよ。夏・冬のバカンスに畑耕して自家製オリーブまで作ってしまうんだからなあ。真似できない。
Posted by
- 1