おじいさんならできる の商品レビュー
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おじいちゃんが縫ってくれた一つのブランケットから始まる物語。 大好きなおじいちゃんからのプレゼントだからこそ大切で、使い続けたいと思うんだろうなあ。 最後にヨゼフはボタンをなくしてしまうけれど、忘れないよう紙に記す。 おじいちゃんから愛された証のように。
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『おじいさんのコート』とほとんど同じストーリーでびっくりしました。各国に似たような話があるんでしょうか。 ものを大切に使う様子はSDGs学習につながります。街並みなどから文化に触れられるのも素敵です。ねずみたちのサブストーリーもかわいくて、良い絵本だと思いました。
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素敵な絵本で、涙が出ました。 おじいさんと孫を描いた絵本、意識して探しているのですが、今のところ私のBESTは内田鱗太郎さんの「なきすぎてはいけない」でした。でもこの作品はおじいさん死んじゃうので、おじいちゃん(うちの父)にプレゼントするには向いてないなー、もっといいのないかなぁ…と思っていました。 で、図書館の特設コーナーで発見したこれ、おじいちゃんにも喜んでもらえそうな、「おじいちゃんと孫」の絵本です! まず、孫から見て「おじいちゃん」は、なんでも知っていて、どんな要求にもたいてい答えてくれるすごい人。(なきすぎてはいけない、のおじいちゃんもそんな感じ)。この絵本のおじいちゃんは、ヨゼフがあかちゃんのとき、ブランケットをぬってくれる。そして、ヨゼフのお気に入りブランケットはどんどんボロくなっていくんだけど、その都度おじいちゃんはなんとかしてくれる。ジャケットになり、ベストになり、ネクタイになり、ハンカチになり… そろそろ無理じゃない?と思うんだけど、最期、くるみボタンになります(素敵!)ところが、いつの間にかボタンなくなっちゃうんです。ここでかなり切ない気持ちになります。お気に入りの小さいものが、いつの間にかなくなっちゃうっていう経験、みんなするよね。うちの子もよく、ピン止めとか、友達からもらった可愛い鉛筆のキャップとか、失くして泣きます。 あと、ヨゼフが成長するにつれて、おじいちゃんも年をとるはずで、まさかおじいちゃん、ついに何もできなくなったり、死んじゃったりしないよね?と思って切なくでドキドキしますが、最後まで死ななかったから良かった(笑)。ボタンは見つからなくて、ついにおじいちゃんのブランケットは形がなくなってしまうけど、ヨゼフはおじいちゃんのブランケットがどんな歴史をたどったかを物語にする。そしておじいちゃんのブランケットは永遠になる。 なんて素敵なお話なのでしょう。 とっても感動しました。
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お気に入りの誕生のお祝いのブランケットが、少年の成長とともに贈り主のおじいさんの手によって次々リメイクされていく。 このくりかえしがいいんです。 またか、って思いながら、でも今度は何に?!ってやっぱり気になっちゃう。 床下のねずみ一家の暮らしが同時進行してること、言わないで読...
お気に入りの誕生のお祝いのブランケットが、少年の成長とともに贈り主のおじいさんの手によって次々リメイクされていく。 このくりかえしがいいんです。 またか、って思いながら、でも今度は何に?!ってやっぱり気になっちゃう。 床下のねずみ一家の暮らしが同時進行してること、言わないで読んで子どもに発見してほしいです。 見つけたとき、大喜び。
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[江戸川区図書館] ちょうど年末に似たような話を読んだところだった!その名も「かようびのドレス」。子供の洋服をどんどん小さくアレンジしていくお話。 ただこの本では、途中、お母さん&おじいさんとのやりとりの繰り返しや、その際の家の断面図にある、切り落とした青い布の行方(...
[江戸川区図書館] ちょうど年末に似たような話を読んだところだった!その名も「かようびのドレス」。子供の洋服をどんどん小さくアレンジしていくお話。 ただこの本では、途中、お母さん&おじいさんとのやりとりの繰り返しや、その際の家の断面図にある、切り落とした青い布の行方(最下段のねずみの家で再活用されている)など、言葉遊び的な要素と、探し絵的な絵本ならではの要素もあって、よりおすすめ。最後のオチも絵本によくある感じで○。かようびのドレスがやや女児向け感があるのに比べて、こちらのほうが男児向け感だけでなく、セックスレスな感じで幅広く使えるかな。
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2017.1.27 おじいさんがすごい。リメイクの天才だ。お気に入りのものは形は変わってもずっとそばにいてほしいよなあ。ボタンなくしちゃったのは残念だけど、この子の大事にしている気持ちをおじいさんがちゃんとわかってあげて、工夫してこたえてくれたことが男の子の心にずっと残っていくん...
2017.1.27 おじいさんがすごい。リメイクの天才だ。お気に入りのものは形は変わってもずっとそばにいてほしいよなあ。ボタンなくしちゃったのは残念だけど、この子の大事にしている気持ちをおじいさんがちゃんとわかってあげて、工夫してこたえてくれたことが男の子の心にずっと残っていくんだろうな。子どもがこの人なら何とかしてくれるって安心できて信頼できるかっこいい大人になりたい。絵も細部まで楽しめていい。
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おじいさんの見事なリフォームぶりに感心してしまいます。 また、絵の中で同時に展開されているであろうサイドストーリーも面白く、何度も楽しめます。
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子供の持ち物、子供の気持ちを十分尊重せずに捨てようとしてるかも、と反省させられた。 親じゃなくておじいさんだからこそ、子供に寄り添ってあげられているのかな。
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小さいころから読んでいる絵本。 絵柄も好き。内容も好き。 ページ下に出てくるネズミの家族も同時進行で見るととても楽しい。
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ユダヤの人々に伝わるお話をもとにつくられた絵本です。 古い人の知恵・物を大切にする心・子どもの成長と人生の移り変わりが描かれているように思います。 今で言うリフォームですね。 中心のお話以外でも、集合住宅の中で起きている様々な生活が垣間見え、おもしろいです。軒下ではネズミたちの...
ユダヤの人々に伝わるお話をもとにつくられた絵本です。 古い人の知恵・物を大切にする心・子どもの成長と人生の移り変わりが描かれているように思います。 今で言うリフォームですね。 中心のお話以外でも、集合住宅の中で起きている様々な生活が垣間見え、おもしろいです。軒下ではネズミたちの家族が布の切れ端でおしゃれに生活しています。
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