こころの処方箋 の商品レビュー
心理学専攻の大学の先生に紹介していただいた本。 河合隼雄の本は初めてだったが心のことを先頭に立って研究している人が心を語るとこうなるんだなと思った。 ああ、コレが心っちゅうもんなんだなと感じれる。 複雑に絡み合う人間の心を考えることが出来る傑作本!
Posted by
少しマイナスイメージが強い時に手にとってみた本でした。短いお話の集まりでさらりと読めてしまうのですが・・
Posted by
心理学者、河合隼雄の『こころの処方箋』。生きる上での55章の作者の提案が収録されている。自分は1章から通読するようにスッーと読んでいったが、途中でそういう読み方で読む本ではないような気がした。これはそんな軽い本ではなくて、うまくいかない時や道に迷ったときに道しるべを得るような気持...
心理学者、河合隼雄の『こころの処方箋』。生きる上での55章の作者の提案が収録されている。自分は1章から通読するようにスッーと読んでいったが、途中でそういう読み方で読む本ではないような気がした。これはそんな軽い本ではなくて、うまくいかない時や道に迷ったときに道しるべを得るような気持ちで読んでこそ重みを実感できる本ではないだろうか。2008-02-14
Posted by
読みながらこれは一気に読む本ではなく、 少しずつ気が向いた時に気の向くままのページに目を通すべき本だなぁと思った。 たとえ話が私の生活とは遠く、うまく言葉がすとんと落ちてこなかった。
Posted by
息子の小学校の担任の先生が学級通信で紹介していたので読んでみた。なかなか子育ての視点が変わって勉強になる。
Posted by
煮詰まったとき、ふと寄った本屋にあった。しかも他の本の上に1冊だけぽんと置かれてた。読み始めてすぐ気持ちがすーっと落ち着いた。イライラしたり、何もかも嫌いになったり、どうしようもないとき、まさしく本が”心の処方箋”なんだなぁって思う。いつでも読めるところにおいておきたいな。
Posted by
元文化庁長官、臨床心理学者の河合隼雄さんが19日に亡くなられた。氏の『こころの処方箋』に出会って、間もなくの凶報だった。この著書は、あとがきによると“(腹の底ではわかっているのだが、言葉にはしにくい)常識”を書いたものらしいが、『常識』と呼ぶには余りに新鮮で鋭い視点・考え方が著さ...
元文化庁長官、臨床心理学者の河合隼雄さんが19日に亡くなられた。氏の『こころの処方箋』に出会って、間もなくの凶報だった。この著書は、あとがきによると“(腹の底ではわかっているのだが、言葉にはしにくい)常識”を書いたものらしいが、『常識』と呼ぶには余りに新鮮で鋭い視点・考え方が著されている。少なくとも自分にはそう感じられた。読み進めていくうち、精神衛生上良いと思われる考え方に刷新されていく感があった。 “箱庭療法”を日本に浸透させた功労者として有名な心理療法家でもある氏が、心理療法家について本書の中で「不安にかられて、それなりの灯をもって、うろうろする人(このことをできるだけのことをした、と表現する人もある)に対して、灯を消して暫くの闇に耐えて貰う仕事を共にするのが、われわれ心理療法家の役割である。」としている。これから先、目先しか照らさない灯を掲げてうろうろしてもトラブルが解決しないような時には、暫くの闇に耐えるべく本書をまた手に取りたいと思う。ご冥福をお祈り致します。
Posted by
先日亡くなった河合隼雄さんの著書。 依存と自立の話に感銘。 独りよがりな自立は孤立。 本当の自立とは人に依存しながらも、それを認識してその相手に感謝をすることだ。
Posted by
全55章。一話一話が短く、それでいて明確なのでとても読みやすいし理解しやすい。さすがは河合隼雄さんといったところ。なにかに悩んだとき読み返したい一冊。
Posted by
日常生活や人生において、こころの持ち方をどのようにすると好ましいか紹介した本。それを短い章(文庫で4ページ)に分けて、全55章としています。あとがきに「常識」を集めた本と書いてあるように、自分のいろいろな考え方と照らし合わせて、ホッとしたりハッとさせられたりします。『こころの処方...
日常生活や人生において、こころの持ち方をどのようにすると好ましいか紹介した本。それを短い章(文庫で4ページ)に分けて、全55章としています。あとがきに「常識」を集めた本と書いてあるように、自分のいろいろな考え方と照らし合わせて、ホッとしたりハッとさせられたりします。『こころの処方箋』という言葉がぴったりな本だと思います。(2007.9.21)
Posted by