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クルーグマン教授の経済入門 の商品レビュー

3.7

7件のお客様レビュー

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2015/08/09

くだけた山形訳にいろいろと言うむきがあるようだが、個人的には読みやすくてよかった。20年前の本とはいえ、小手先金融工学で儲けることへの危惧は書かれている部分はその後のサブプライムローン崩壊へつながっている。基本的には間違ったことは書かれていないのだろう。 20年前、翻訳当時34...

くだけた山形訳にいろいろと言うむきがあるようだが、個人的には読みやすくてよかった。20年前の本とはいえ、小手先金融工学で儲けることへの危惧は書かれている部分はその後のサブプライムローン崩壊へつながっている。基本的には間違ったことは書かれていないのだろう。 20年前、翻訳当時34歳だったという山形浩生氏のクルーグマンの激賞っぷりが、今となってはなんだか微笑ましくもある。

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2013/07/08

一般むけ。1998。和訳がフランク、ややすぎるところはある。内容はしっかりしている。興味深い。 17章につづくいまの見解を知りたい。

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2012/12/18

経済学関係で最初に読んだ本。その後、経済学に興味を持って、いろいろな本を読むようになった、そのきっかけとなった本で、思い出深い。

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2009/10/07

クルーグマン教授の本。1998年。経済の話をわかりやすく紹介しようと試みており、口語訳のスタイルで語られている。敷居を低くして経済の素人にも読んでもらおうという意図だが、いたって読みづらく手に取りやすいものになってはいない。素人は口語訳だから読めるわけではなく、平易な言葉でかつ簡...

クルーグマン教授の本。1998年。経済の話をわかりやすく紹介しようと試みており、口語訳のスタイルで語られている。敷居を低くして経済の素人にも読んでもらおうという意図だが、いたって読みづらく手に取りやすいものになってはいない。素人は口語訳だから読めるわけではなく、平易な言葉でかつ簡潔な言葉を望んでいる。この点は販売戦略に問題がありそう。ただし、口語訳についての賛否はあるが、説明されている内容は何度も読み返すに値する。医療問題、貿易問題、財政赤字など、日本の今後の政策を考える上で参考になるのは確かであり、アメリカの医療問題等についても同様である。本書の中のひとつ面白い点を記載すると、企業のリストラによる業務効率の向上は、実は効率が改善されているのではなく所得の再分配が行われているだけである。過去の企業CEOの年収は4倍程度になっているが、一般的な人材の年収はほぼ変わっていない。ほぼ搾取に近い状態。内容はすばらしいものの、口語訳が読みづらいため星4つ。

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2009/10/04

ようやく完読!万歳!買ったきり積読状態になっていた1冊でした。それにしても読み終わるまでの長かったこと。わかりやすさをとクルーグマンの原文のニュアンスを再現したなれなれしい翻訳の効果もなく、何度も睡魔に阻まれ、読み終わるのに一ヶ月近くかかってしまいました。特に最後の最後でグラフだ...

ようやく完読!万歳!買ったきり積読状態になっていた1冊でした。それにしても読み終わるまでの長かったこと。わかりやすさをとクルーグマンの原文のニュアンスを再現したなれなれしい翻訳の効果もなく、何度も睡魔に阻まれ、読み終わるのに一ヶ月近くかかってしまいました。特に最後の最後でグラフだとか数式が出てきて、ギブアップしそうになりました。今はこれ以上、感想を書く余力なし。(ところで何でほんの表紙の画像がないの?これって絶版?)

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2009/10/04

ノーベル経済学賞を受賞した記念ってことで、購入。ブックオフで500円。 NYTのコラムを読む限りでは、かなり場当たり的な主張をしている印象だったのだけれど、本書ではしっかりとしたマクロ経済学の分析をしているので、「なんだ。ちゃんとした学者じゃん!」と思ってしまった。 とくに好...

ノーベル経済学賞を受賞した記念ってことで、購入。ブックオフで500円。 NYTのコラムを読む限りでは、かなり場当たり的な主張をしている印象だったのだけれど、本書ではしっかりとしたマクロ経済学の分析をしているので、「なんだ。ちゃんとした学者じゃん!」と思ってしまった。 とくに好感を持ったのが、議会や学者の対立をしっかりと並列してから、自分の考えを述べているところ。こういう考えもあって、こういう考えもあるけど、僕はこう思う、のように。 彼によれば、経済学ってのは以下の3つ。つまり、生産性。所得配分。失業率!これを知っただけでも勉強になったし、あまり失業率を低くし過ぎると、インフレになるから好ましくないなどの普段のマスコミ報道では知ることのできない情報にも触れられてよかった。 彼は、「サブプライム解決のために、100兆円くらいの財政出動をやれ!」と言っているけど、アメリカ国債が紙屑になってしまわないか心配である。そうなったら、アメリカもろとも中国も日本も吹き飛びます。

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2009/10/04

これまで誰も教えてくれなかった経済学の常識を、最先端の理論を交えてやさしく解説し、経済全体と経済政策を見るための視点をくれる、楽しくて役に立つスーパー・エンタテイメント啓蒙書!!

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