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ガンスリンガー の商品レビュー

4.2

12件のお客様レビュー

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かなり本格的にファン…

かなり本格的にファンタジー。翻訳だけれども、文章の綺麗さには目を見張るものがあります。意欲作と銘打つだけあって、内容ともども、完成度はハナマル。キングが生涯をかけたのは、こんな物語。

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キングさんのライフワ…

キングさんのライフワーク、「暗黒の塔」シリーズ一作目。面白いストーリーと、素晴らしい翻訳で読ませます。

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 夏といったらやはり…

 夏といったらやはりキング学生は夏休み・働く大人だって せっかくお盆休みがあるんだから この機会にキングの長編なんていかがでしょうか??

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「暗黒の塔」シリーズ…

「暗黒の塔」シリーズの第1弾。たまに、他の小説でも出てきたりしてます。カルト・ファンタジーです。

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スティーブン・キング…

スティーブン・キングが「指輪物語」標榜して執筆した超大作。剣を二挺拳銃に持ち替えた「ガンスリンガー」(拳銃使い)が世界の崩壊を食い止める為「暗黒の塔」を目指す物語。ガンスリンガーの仲間はニューヨークのジェイク、エディ、スザンナそして、ビリーバンブラーのオイ。普通のファンタジーに食...

スティーブン・キングが「指輪物語」標榜して執筆した超大作。剣を二挺拳銃に持ち替えた「ガンスリンガー」(拳銃使い)が世界の崩壊を食い止める為「暗黒の塔」を目指す物語。ガンスリンガーの仲間はニューヨークのジェイク、エディ、スザンナそして、ビリーバンブラーのオイ。普通のファンタジーに食傷気味の貴方。お勧めです。ただし、読み始めるならそれなりの覚悟を持たれるべきでしょう。何せ、全7部16巻ありますので。

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暗黒の塔の秘密を握る…

暗黒の塔の秘密を握る男を追い、一人の拳銃使い(ガンスリンガー)が旅に出る。カルトファンタジー。シリーズ第一弾。

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2017/07/12

一体何年かかっただろう。 7巻の完結編を読むまでに。 想像を絶する世界観、展開のスピードと絶望に捕らわれてゆく。 不思議な終わり方が引っかかるがまぎれもない大傑作。 いつかまた、まとめて読みたい。

Posted byブクログ

2012/08/16

全七巻。スティーヴン・キングの他の作品のほとんどがこの物語に収束していく。呪われた町やスタンド、アトランティスのこころなどなど。 全ての中心にある暗黒の塔への、ガンスリンガーの旅。 現代アメリカへの干渉あり、滅びた文明社会の遺産との戦いあり、呪いや魔法との戦いありと、あらゆる世界...

全七巻。スティーヴン・キングの他の作品のほとんどがこの物語に収束していく。呪われた町やスタンド、アトランティスのこころなどなど。 全ての中心にある暗黒の塔への、ガンスリンガーの旅。 現代アメリカへの干渉あり、滅びた文明社会の遺産との戦いあり、呪いや魔法との戦いありと、あらゆる世界を通過して暗黒の塔に至ろうとするガンスリンガー一行の戦いを描いたダーク・ファンタジーの傑作。

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2012/04/25

壮大なるファンタジー。引きずり込まれるように虜になった事を覚えている。シリーズを読破した時の寂しさは、切なく戦慄する終わりにあまりに似つかわしすぎて言いしれない。 ローランドは一体どれだけの業の深い前世を持って生まれたのか…悲しい終わりにいくつかの人生の交差が少しだけ報われた。

Posted byブクログ

2012/01/21

 スティーブン・キング著「ダーク・タワーシリーズ」。7部構成で第1部であるガンスリンガーはシリーズの中では序章にあたる作品。  私たちが存在する世界とは異なる、パラレルワールドが舞台となるダークファンタジー小説だ。主人公は一族で最後のガンスリンガー(拳銃使い)であるローランド。今...

 スティーブン・キング著「ダーク・タワーシリーズ」。7部構成で第1部であるガンスリンガーはシリーズの中では序章にあたる作品。  私たちが存在する世界とは異なる、パラレルワールドが舞台となるダークファンタジー小説だ。主人公は一族で最後のガンスリンガー(拳銃使い)であるローランド。今作では、このガンスリンガーがパラレルワールドである砂漠や西部劇のような奇妙な世界を旅することになる。旅の目的は一族を滅ぼした仇である黒衣の男を追うことであり、世界を繋ぐといわれるダークタワーに到達することである。この作品では西部劇に登場するようなタルの町、砂漠の中の宿、山中、洞窟といった場所を遷移していく。キャラクターがいずれも狂気に支配されており、起こる事象も不条理でしかない。そうした世界を旅するためストーリーも陰惨である。ダークファンタジーというジャンルを読んだことが無かったが読んだ後に納得してしまった。本作では私たちが存在する世界のニューヨークからジェイクという少年が、この世界へ迷い込みガンスリンガーと旅を共にすることになる。場面の合間にローランドの回想が入る。話が進むにつれローランドの一族や旅をするに至る背景が浮き彫りになる。文頭にも書いた通りダーク・タワーシリーズの序章にあたる作品であるため、ほとんどが次作に続くための導火線のようだ。世界観の紹介とガンスリンガーの素性を述べるための作品という印象が強かった。読み終えても大した面白みも感じられず、意図をつかめなかった。その半面で読書を酔わせる厨二病のような表現やリズム感はキングならではと舌を巻くほど。Amazonのレビューを読むと3巻から面白くなるようだ。それまで楽しみにしておくとしよう。  またこのダーク・タワーシリーズはキングが大学生の頃より構想を温めた作品でもある。キング自身が死ぬまでに完結するかわからないと発言したライフワークでもある。初版はアメリカで刊行されたのだが、キング自身、あまりにも内容がマニアックであったため売れるとは思わず大手の出版社と契約をしなかった。先にも書いたように魔法あり、宇宙や科学、テクノロジーあり、西部劇のような世界観もありといったSF、ファンタジー、ウェスタンが混ざった非常にマニアックで奇妙な世界設定だ。発刊された当時は比較的小さな出版社と契約したため、ごく一部のキングフリークしか手にすることができなかったようだ。しかしマニアの間で噂が噂を呼び売り切れが相次ぐことになる。結果、増刷に増刷を重ねる結果となった。現行では2006年に7部まで刊行されており完結している。とりあえず次作に期待したい。

Posted byブクログ