奥アマゾンの日系人 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
アマゾンでの日系移民の歴史が、苦闘がわすれられてはいけないと 2回のアマゾンに足を運び、書いた本。闘病しつつの執筆されたようで遺作となっている。 20世紀初頭 日本からブラジルなど南米に多く移民を出していたのはしっていたが、その方たちの苦労が大変なものだっということがわかる。 40年以上 日本語を話す相手もおらずに生きていた老人がせめて 日本人であるべつの移民の住むそばに埋葬されたいといったなど時空をこえて圧倒される。日本のことをほとんどしらなく、顔も日本人ではなくなった子孫の3世、4世などが自分たちは日本人と胸をはるなど、いろいろと印象的なエピソードがつづれれている。 副題にもある悪魔の鉄道とは建設するために巨額の費用と人命を飲み込んだ鉄道のためで、多く人が建設を試みまた人命を落としたことで悪魔の鉄道とよばているらしい。今は本の短い距離しか営業されていないようで それもまたむなしさをつのらせる。 、アマゾンは別に日本人だけにではなく外部からの移植者に決してやさしくないことを教えてくれる。
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