少年探偵団 の商品レビュー
少年探偵シリーズ26巻読破まであと3冊になり、第2巻の本書を読了(私が小学生のころ読んだ際には、本書は『妖怪博士』の次の第3巻であった。)。本書では、少年探偵団の団員である篠崎始君のおうちにある呪いの宝石が黒い魔物に狙われるとともに、その宝石にまつわる因縁話が暗示するように、始君...
少年探偵シリーズ26巻読破まであと3冊になり、第2巻の本書を読了(私が小学生のころ読んだ際には、本書は『妖怪博士』の次の第3巻であった。)。本書では、少年探偵団の団員である篠崎始君のおうちにある呪いの宝石が黒い魔物に狙われるとともに、その宝石にまつわる因縁話が暗示するように、始君の妹である緑ちゃんに魔の手が忍び寄る。そして、その後、大鳥時計店にある黄金の塔が狙われる。明智探偵と二十面相との知略の戦いが小気味よく、飽きることなく読みとおすことができた。玉川電車等、往時の表現がまたよい。昭和12年作。
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あぁ、読者諸君 安心して読み進めてもらいたい。 正に不朽の名作。老若男女、分け隔てなく楽しませられる色褪せることないエンターテイメントだ。 今回も我らが明智探偵の大活躍で締めくくられるが、まだまだ好敵手との闘いは終わらないだろう。 推理小説というジャンルではないので、トリッ...
あぁ、読者諸君 安心して読み進めてもらいたい。 正に不朽の名作。老若男女、分け隔てなく楽しませられる色褪せることないエンターテイメントだ。 今回も我らが明智探偵の大活躍で締めくくられるが、まだまだ好敵手との闘いは終わらないだろう。 推理小説というジャンルではないので、トリックを暴いたり、この先の展開を予想したりすることはこの作品には失礼だろう。 明智探偵の活躍、小林少年の機転、少年探偵団の勇気、怪盗二十面相の狡猾さを十分に愉しみながら読み進めてこそ堪能できるんじゃないだろうか。 娘もこの本に夢中なようだ。 私よりも一足はやく読み終わったようなので、日を改めてお互いに感想を言い合うビブリオバトルに興じようと思う。 それにしても、童心に戻らせてくれる一冊だった。
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篠崎くんの妹と小林少年が誘拐され、地下室で水責めに。 事件は発展し塔の模型が狙われる。偽物と本物をすり替えたと見せかけてまたすり替えることで二十面相騙すが惜しくも捕らえられず。
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