突撃!ボンバー・レディーズ の商品レビュー
レーベルはプレリュード文庫であり性表現も含まれますが、官能小説ではなくスラップスティック・コメディです。 主人公の天野翔は、姉の美麗が暮らす独身女性専用の高級マンションに居ついています。このマンションの住人は、姉のほか、翔が想いを寄せているクラスメイトの麻耶、翔と同じ高校に通う...
レーベルはプレリュード文庫であり性表現も含まれますが、官能小説ではなくスラップスティック・コメディです。 主人公の天野翔は、姉の美麗が暮らす独身女性専用の高級マンションに居ついています。このマンションの住人は、姉のほか、翔が想いを寄せているクラスメイトの麻耶、翔と同じ高校に通う明るい少女・明日菜、姉の親友で教師の葉子、OLの亜希子、プログラマの由紀と、その妹で小学生の沙紀、風俗嬢の玲奈の、女性8人です。 最近このマンションに、痴漢グループが出没していました。女性たちは『ホーム・アローン』ばりの攻撃で痴漢たちを追い払いますが、次の日に沙紀、亜希子、玲奈が誘拐されてしまいます。沙紀は、裸にされて猫手グローブをつけた男たちにさわさわくすぐり責めにされ、亜希子は、オフィスでセクハラ発言を浴びせられたりボールペンでツンツン責めにされたり下半身に何も着けていない状態でコピーを取らされたりなどの「オヤジ責め」にされ、玲奈は、勤めている「風俗店ではできないこと」を要求する男たちに屈して「純愛デート」につき合わされてしまいます。 その後、このマンションは、男たちの理性を失わせるような呪われた土地に建てられていることが発覚します。翔は、諸尾博士や間勘兵衛という怪しげな援軍を連れてきて、マンションの女性たちを助けますが、敵の攻撃もしだいにエスカレートしてきます。そんな中、軍事オタクのヤクザが大量の武器をマンションの地下に隠していたことが分かり、女性軍は手榴弾や戦車、果てはトマホーク・ミサイルまで持ち出して男たちを撃退します。 最後はマンションを爆破してケリをつけ、男たちも理性を取り戻しますが、麻耶と亜希子は男性不信に陥ってレズに走り、翔の恋も散ってしまいます。しかし明日菜は、最後まで理性を保っていた翔は、女性を性の対象としてしか見ていない男たちとは違うと確信し、交際を申し込みます。そのまま翔と明日菜はセックスします。けっきょくヤッちゃうわけなんですが、「愛があればいい」とのこと。まあポルノ小説みたいなものなので、そこにツッコんでも仕方がないのだろうと納得しています。
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