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修羅の棲む家 の商品レビュー

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2023/09/24

井上ひさしが元妻の好子に振るった暴力が描かれている。世間はこんなクズを「大先生」と崇め、その作品を愛してきた。ジャニーの愚行を今やっと世間は断罪を迫っている。井上のDVはたった一人に向けられたものかもしれないが、彼の暴力は出版会社の編集者たちももちろん知っていたわけで、作品のため...

井上ひさしが元妻の好子に振るった暴力が描かれている。世間はこんなクズを「大先生」と崇め、その作品を愛してきた。ジャニーの愚行を今やっと世間は断罪を迫っている。井上のDVはたった一人に向けられたものかもしれないが、彼の暴力は出版会社の編集者たちももちろん知っていたわけで、作品のためのsacrificeとして西館好子は捧げられていた。許されていいのだろうか。作品さえ素晴らしければ、それを創作した人物の犯罪は許されるのだろうか。この本が出版されてから二十五年もたっているけれど、これからもこのままなんだろうか。

Posted byブクログ

2022/05/25
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※このレビューにはネタバレを含みます

井上ひさしが殴る蹴るのDV野郎だったなんて知らなかった。 本としては、あからさまにゴーストライターが書いていることがわかるような低レベルのもので残念だった。 基本的に一人称が「好子」というところがダメダメ。自分で書いてないじゃんとまるわかり。さらに、頼子と誤字あり、わたしと書いているところもあり、なんだかお粗末。 男女問題というか、夫婦問題(DVなど)を具体的に提起するはずの内容があるだけに、ゴーストさんによる表面的な記述がインチキくさくてもったいない。

Posted byブクログ

2009/10/04

これは私小説だったのか。なんか聞いたことあるような気もしてたけど。昔はDVなんて言葉もなかったしなあ。ちょっと井上ひさしについて調べてみよっかな。

Posted byブクログ