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流れ星の冬 の商品レビュー

3.1

23件のお客様レビュー

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人に言えない過去を持…

人に言えない過去を持つ初老の男が過去の清算をする物語。主人公の年齢が高い分、渋い味を感じた。

文庫OFF

過去に決着つける為に…

過去に決着つける為に銃を握る。どうなっていくのかと、ドキドキしました。

文庫OFF

大沢作品では珍しく、…

大沢作品では珍しく、主人公は平穏な日々をおくっている初老の男です。しかし日常が覆され、過去が明らかになり、話はハードボイルドへと突き進みます。

文庫OFF

2022/07/19

大沢在昌の長篇ミステリ作品『流れ星の冬』を読みました。 大沢在昌の作品は、今年の3月に読んだ『極悪専用』以来ですね。 -----story------------- 65歳になる英介は同居する甥の薫とともに何者かに襲われた。 英介の昔の仲間たち、「流星団」の助けを借りて、英介は...

大沢在昌の長篇ミステリ作品『流れ星の冬』を読みました。 大沢在昌の作品は、今年の3月に読んだ『極悪専用』以来ですね。 -----story------------- 65歳になる英介は同居する甥の薫とともに何者かに襲われた。 英介の昔の仲間たち、「流星団」の助けを借りて、英介は闘いを決意する。 ハードボイルドの巨匠・意欲作。 ----------------------- 1994年(平成6年)刊行された作品…  戦後世間を騒がせた強盗団「流星団」、年齢を重ねたかつての仲間に異変が起り、平穏な生活と決別! ムッチャ渋い、シルバーハードボイルド作品でした。 最愛の妻はすでに亡く、たったひとりの娘も独立し海外で暮らしていた大学教授・葉山英介は平穏な人生の冬を送るはずだった… しかし、彼の過去がそれを許さなかった、、、 40年前の伝説の強盗「流星団」、その最後にして最大の仕事――葉山の手がけた最後の仕事が因縁となり、彼はかつての世界へ舞い戻ることになる… 愛するものと、男の誇りを守るため、葉山はふたたび銃を手にした――。 面白かったです… 読みやすい筆致だし、登場人物が非常に魅力的に描かれていて感情が同期する感覚があって、さすが大沢在昌の作品! って感じでしたね、、、 ちょっと気になったのは、悪の権化である横浜の社長・間が、えらく物分かりの良い人物となるエンディング… 泥々しているよりは良かったのかもしれませんが、ちょーっとあっさりし過ぎていた印象ですね。 でも、登場人物の魅力的なので、それを補っても余りある作品に仕上がっていますね… 続篇があってもイイなぁ 続篇を読んでみたいなぁ と感じました、、、 65歳の元強盗団・葉山英介がイイんですよねー 87歳の元殺人課刑事バック・シャッツを主人公にして描かれたダニエル・フリードマンの『もう年はとれない(原題:Don't Ever Get Old)』と似た雰囲気を感じました… 『流れ星の冬』の方が先に刊行されているんですけどね、私の読書順が逆なので、そんな印象になっちゃいました。

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2021/12/26

なんとも言えないカッコ良さとドキドキハラハラ感がたまらない… 全然の別世界だから余計にはまってしまうのかも。 2021.12.25

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2019/07/30

もっと派手にエンターテイメントしてくれた方が嬉しかったです。もう少し。。 ハードボイルドと言うにも、あと少し。。

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2018/07/30

大沢在昌さんの作品を読むのはこれが初。 老人が主人公のハードボイルド小説。人生経験豊富な主人公だけあって、スマートな動作や紳士的な振る舞い、独特な言い回し等にハイセンスな男の魅力を感じる。 平凡な日常から過去を巡って180度転回するダイナミックな物語展開。全てがカッコいい。

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2016/06/17

65歳の老人が ハードボイルドをするとどうなるか? という感じの 物語。 葉山 短大教授 染色が専門 学部長。65歳。 妻に死なれ、愛人と言うか恋人が一人いる。 甥の薫は すらりとした青年で よく気がつくが ゲイ。 薫と一緒に 生活する。 薫は その寛容さに  葉山英介は、修羅...

65歳の老人が ハードボイルドをするとどうなるか? という感じの 物語。 葉山 短大教授 染色が専門 学部長。65歳。 妻に死なれ、愛人と言うか恋人が一人いる。 甥の薫は すらりとした青年で よく気がつくが ゲイ。 薫と一緒に 生活する。 薫は その寛容さに  葉山英介は、修羅場をくぐってきたのではないか と想像している。 40年前に 『流星団』という 窃盗グループを やっていた。 阿比が リーダー。現在は 認知症にかかって 病院にいる。 最後の仕事が 流星団 を解散する理由となったが、 それは 『ダイヤモンド』と そのもっていたオンナを殺した ということだった。 志木は 実業家として成功しているが  息子が ゴルフ場の不良債権を つかまされて 窮地に追い込まれる。 倉地は 孫もいて 幸せな家族を形成していた。 塚本は 死んでいたが、その義理の娘が 葉山に近づいてくる。 65歳の葉山の視点で いろいろなことが、浮かび出てくる。 65歳になっても ハードボイルド だよという 設定がいいなぁ。 黄昏の風景。 もはや、新しいものよりも 安定したものが欲しかった。 しかし、守るべきものがあれば 闘わざるを得ない。 

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2014/09/11

どちらかというとハードボイルド。 おじい様方の戦いという感じで、結構面白かったけど、最後がちょっとイマイチだった。 結局、阿比はどこにダイヤを隠しているんだろう?

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2014/08/10

前世紀に書かれているために、どことなく古さを感じる。テンポの良さとか語り口のうまさとかは流石だなーと思うが、さすがにラストは息切れか。爺さんだけに。最終的な悪役・黒幕がなんかイマイチだったかなあ。親父さんのほうが一枚上手だったというか。

Posted byブクログ