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果つる底なき の商品レビュー

3.4

43件のお客様レビュー

  1. 5つ

    3

  2. 4つ

    12

  3. 3つ

    24

  4. 2つ

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2013/09/28

読みやすく面白いんだけど、計画的な犯罪・・と作中でなっている割には明らかに人死にすぎで、若干大味感を感じてしまう。

Posted byブクログ

2013/09/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

力が入った熱くて重い文章。読んでいると、不正を許さない池井戸さんの正義感のようなものを感じた。 守るものが欲しいと思った、というような言葉にドキッとした。

Posted byブクログ

2013/08/21

一気読みという点は相変わらず。チョット論理構成がシンプルで、最後は力ずくで解決するという、新宿鮫的な展開。最後に、全ての克明な謎解きが続くのは、力で解決するサスペンスの勢いとチョットって感じでした。比較的初期の作品なようなので、作風の変化を楽しめた気がします。でも、池井戸潤ワール...

一気読みという点は相変わらず。チョット論理構成がシンプルで、最後は力ずくで解決するという、新宿鮫的な展開。最後に、全ての克明な謎解きが続くのは、力で解決するサスペンスの勢いとチョットって感じでした。比較的初期の作品なようなので、作風の変化を楽しめた気がします。でも、池井戸潤ワールドは、しばらくお休みにします。

Posted byブクログ

2013/05/28

最近の作品とは違って(最新作からどんどんさかのぼって読むのも楽しいですよ)人が殺されすぎの感があるけど、やはり面白いこの人の作品。

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2013/05/10

+++ 元三菱銀行員の大型新人(35歳)が内幕を抉る新しい金融サスペンスの誕生! 第44回江戸川乱歩賞受賞作! 債権回収を担当していた同僚が死んだ。謎の言葉と、不正の疑惑を残して。彼の妻は、かつて「私」の恋人だった……。先端企業への融資をめぐる大銀行の闇に、私は1人、挑む。 ++...

+++ 元三菱銀行員の大型新人(35歳)が内幕を抉る新しい金融サスペンスの誕生! 第44回江戸川乱歩賞受賞作! 債権回収を担当していた同僚が死んだ。謎の言葉と、不正の疑惑を残して。彼の妻は、かつて「私」の恋人だった……。先端企業への融資をめぐる大銀行の闇に、私は1人、挑む。 +++ 1998年の作品である。だがもうすでに池井戸節全開である。ただ、いまよりも人はたくさん死んでいて、それが信じられないような理由で、許せないしやるせない。内部に――銀行的に言えば――反逆者のような者がいなければ、すべてがうやむやにされて闇に葬られていくのかと思うと、憤りが治まらなくもある。かなりの誇張があることを願わずにいられない一冊である。

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2013/04/28

第44回江戸川乱歩賞受賞作。 銀行業務でここまでのドラマはないが、設定と話の展開はさすが池井戸潤でした。

Posted byブクログ

2013/04/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

元銀行員の池井戸さん1998年のデビュー作。ハードボイルドミステリー銀行小説です。銀行の融資課で融資を担当する主人公伊木。ある朝、同じ融資課で債権回収担当の同期・坂本が伊木に向かって「これは貸しだからな」と謎の言葉を残して回収に出かけ、アレルギーで急死した。銀行内部の調査で坂本の不審な送金が見つかり、仕事を引き継いだ伊木は、かつて融資を担当していた会社の倒産の原因と坂本の急死の関連を疑う、調査始めた伊木だが、関係者・上司が次々と不審の死を遂げ伊木にも危険が迫る...。友人・恋人の為伊木の奮闘が肝。江戸川乱歩賞受賞作品.

Posted byブクログ

2012/09/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「オレたちバブル入校組」で池井戸潤にハマって読んだ2冊目の作品。江戸川乱歩賞を受賞した作品だけあって面白い。特に銀行で中小企業向けの営業をやっていた人なら共感できる部分も多いのでは。 大口の取引先である信越マテリアルの倒産により、連鎖倒産を余儀なくされた東京シリコン。その融資を担当していた銀行のいち担当者が主人公。倒産寸前に東京シリコンに貸し付けた3億円の回収を進めるうちに、連鎖倒産に真実に近づいていき・・・・ というミステリー調で語られる物語から一時も目が離せなくなる。池井戸潤、他にも読んでみたい!

Posted byブクログ

2012/02/12

池井戸潤のデビュー作で私が始めて読んだ池井戸作品です。銀行が舞台の小説と言うと内部的な不祥事や合併系の話が多い中、異色な感じがしましたが面白かったです。

Posted byブクログ

2012/01/26

銀行内部を描いたミステリー小説 ハードボイルドぽさもあるかなぁ~。 池井戸さんの、デビュー作らしいです。 銀行小説のわりに人が殺されすぎ~(汗)

Posted byブクログ