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北海道移住の軌跡 の商品レビュー

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2022/06/28

北海道毎日新聞は明治24年、内地=道外を八か月もの あいだ北海道へ移民を勧誘する「北海道談話幻燈会」 を挙行し各県で盛況を博してきた 北海道移民は政府計画にも関わらずに低調だったので 北海道長官も様々な手を尽くしてきた 初期は政府保護のもと移民扶助規則を定め塩味米など 与えたが、...

北海道毎日新聞は明治24年、内地=道外を八か月もの あいだ北海道へ移民を勧誘する「北海道談話幻燈会」 を挙行し各県で盛況を博してきた 北海道移民は政府計画にも関わらずに低調だったので 北海道長官も様々な手を尽くしてきた 初期は政府保護のもと移民扶助規則を定め塩味米など 与えたが、開拓使の終焉を迎え民間主導となり明治19 年には北海道土地払下規則が定められるが華族・大資 本などが優先で不正もあった その後、松方デフレや凶作、人口過密や災害復興等の 何かあれば北海道に希望を向ける時代が続いた (ちなみに海外渡航も官主導から民間と同様に推移) そんな明治24年、北海道移住は国家喫緊の課題と使命 を感じた北海道毎日新聞が幻燈をつかい、北海道内の 様々な映像を見せ、演説を行うことで全国で熱狂的な 動きが起こり北海道移住民周旋会も全国に生まれ多く の移民を正規・不正規あふれるだけふえた (年1万人程から4万人以上へ) 政府のお手盛り政策も生まれる 明治30年、国有未開地処分法 無償貸出、開拓成功時は無償付与、20年免租 蜂須賀茂韶公はじめとする華族らに150万坪与えた

Posted byブクログ