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企業家の群像と時代の息吹き の商品レビュー

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2011/11/10
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※このレビューにはネタバレを含みます

8年ほど前までは、あまり富士通さんと実際の仕事でお付き合いがなかったので、歴史をほとんど知りませんでした。 今回、いろいろ富士通さんに教えていただくことがあったので、歴史を知るために本書を読みました。 富士通の池田敏雄のこともはじめて知りました。 会社の意思決定ではなく、自分の意思決定が大事だということが分かりました。 富士通は、「野武士」のようという比喩は、お聞きしていましたが、野武士が誰かが分かりました。 昔、コンピュータメーカが、日立がRCA、三菱電機がTRW、日本電気がハネウェル、沖がスペリーランド(後にユニバック)、東芝がGEと提携していたこと。 富士通が、IBMを退職したアムダールと提携したことを知りました。 その中心人物が、池田さんで、個人の間の信頼関係が、企業の提携の鍵であったことが分かりました。 池田さんが定年前になくなられたのは残念です。 参考文献として、  富士通の挑戦  大胆な挑戦  日本コンピュータ発達史  覇者の誤算   日本コンピュータの黎明  計算機屋かく戦かえり  池田記念論文集  富士通社史  ともかくやってみろ  岡田完二郎さんの思い出 があがっていたので、順に読もうと思いました。

Posted byブクログ