ヴァイオリンを読む本 の商品レビュー
ヴァイオリンはいつ、どこで誕生したのか…16世紀の中頃に、北イタリア、又は南ドイツ、フランス東部で誕生した。 何故、弦は4本なのか…16、17世紀に全盛を誇っていたヴィオール属の楽器は、6弦又は7弦を基本としていたが、左腕を支えるヴァイオリンはネックがやや細くなるので、弦をさらに...
ヴァイオリンはいつ、どこで誕生したのか…16世紀の中頃に、北イタリア、又は南ドイツ、フランス東部で誕生した。 何故、弦は4本なのか…16、17世紀に全盛を誇っていたヴィオール属の楽器は、6弦又は7弦を基本としていたが、左腕を支えるヴァイオリンはネックがやや細くなるので、弦をさらに減らして、4本になった。 ヴァイオリンはいくつのパーツでできているのか…本体を作るには、約55個のパーツが必要。表板、裏板、側板、ブロック、ライニング、駒、テールピース、あご当て、E線アジャスター、エンドピン、サドル、魂柱、バス・バー、糸巻き箱、渦巻き、指板、ナット、糸巻き、以上がヴァイオリンを形取る主要なパーツである。 ヴァイオリンの弓の毛の材質は何か…いつの頃からか擦弦楽器の弓に馬の尾の毛を張るようになったのか、正確なところはわかっていない。だが、ヴァイオリンが誕生した時代には、既に、馬の毛こそ弓の素材に最も適していた。それ以降も現在に至るまで、馬毛以上の材料は発見も発明もされていない。 他にも、ヴァイオリンに関する様々な情報もある。私の一番好きな楽器なので、もっと詳しく調べてみたいとも思った。
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