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私だけがいえる 簡単すぎる名画鑑賞術 の商品レビュー

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2014/03/17

なんか上から目線の題名だなぁ でも内容はまずまず ※ちくま文庫に入ったときは「私だけがいえる」を 題名から削除している 現代美術は「?」がテーマ 輪郭線・筆使いを消したダヴィンチ 近代絵画は筆遣いの復権 映画「炎の人」は近く見る予定 92 草上の昼食、マネは賞狙いで描く 9...

なんか上から目線の題名だなぁ でも内容はまずまず ※ちくま文庫に入ったときは「私だけがいえる」を 題名から削除している 現代美術は「?」がテーマ 輪郭線・筆使いを消したダヴィンチ 近代絵画は筆遣いの復権 映画「炎の人」は近く見る予定 92 草上の昼食、マネは賞狙いで描く 97 筆の名人芸、ベラスケス 100 印象派に尊敬されマネは迷惑 136 モネのパレット、白てんこ盛り 138 知的な快楽の追求も禁止、中世の修道院 142 レンブラント、自画像多い。絵の中で一番売れにくい作品 143 ココシュカ、失恋して愛する女性の人形作らせた 152 ナポレオン3世、湿気と暗さ嫌う。投獄→リューマチで 170 カーク・ダグラス、移民の廃品回収業者の息子 194 クリムト、マーラーのレコードジャケット 198 面取り、セザンヌの手法から芸大受験定番に 208 クロード・グラス、鏡に映して風景見る 212 セザンヌ、文学(ストーリー)性を拒否した絵画 235 抽象画、幾何学系と絵の具ぶっつけ系 243 モンドリアン、厳格なカルバン派の父親との対立 目次 『モナ・リザ』の「!?」マーク―名画の中の名画に感動できない理由 現代アートの「??」マーク―これでもアートか??という気にさせる理由 モネのムラ塗り―好感度ナンバーワン印象派を代表する巨匠 マネのベタ塗り―スキャンダルの王者近代絵画のパイオニア ドラクロアの色彩―印象派の色彩のルーツとなったロマン派の巨匠 レンブラントの陰影―ダ・ヴィンチと印象派をつなぐタッチと陰影 スーラの点描―現代メディアに先駆する色彩理論の実験者 ゴッホの渦巻―近代社会の病気を肩代わりした悲劇の画家 クリムトの平面―世紀末の美学を奏でる装飾の絵師 セザンヌの立体―美大入試の定番になった前衛手法 ピカソの自由―芸術の自由を象徴する二十世紀最大の画家 モンドリアンの厳密―モダン感覚が結晶する抽象絵画の最高峰

Posted byブクログ

2012/04/28

絵画の歴史を非常に分かりやすく書いてあり,知らなかったことが続々と出てきた.それぞれの作品が出てきた背景と,それが当時どのような評価を受けたかについての論述は秀逸だ.

Posted byブクログ