結婚を考えはじめたとき読む本 の商品レビュー

三浦暁子(著者)

2017/07/09

本の表紙のとおりで、コーヒーなんかを飲みながら、ちょっとおしゃれに読める。

Ｐ210
これも自分を真珠にするための試練なんだから、絶望せずに頑張りなさいよ、とわが身に言い聞かせるようにしてきた。
真珠は、母貝となるアコヤ貝が体の中にまぎれ込んだ砂粒や石などの異物を炭酸カルシウムで包み込むことによって形づくるものだそうだ。いうなれば異物であるゴミを処理しているようなものだ。それが結果的にはあのような美しい輝きを放つ真珠になるのだから、実に不思議だ。

Ｐ213
何かをつつむことによって輝くのではなく、カッティングをほどこすことによって、ダイヤモンドはダイヤモンドたり得るのである。

Ｐ214
真珠はでも、ダイヤモンドはでもいいから、自分で自分を輝かせるよう、努力すべきではないだろうか。

2009/11/27

・35歳以上の初産は高齢初産婦と呼び、出産に障害がある可能性が高くなる。
・P33　本当に重病になったとき、最後まで責任を持ってくれるのは夫だけだと思う。
・結婚に関する不安を考え出すとキリがない。

●理屈じゃないからこそ説得力を感じる場面がある。
●自分の気持ちを再確認したいときに読みたい。
●世の中には結婚にまつわる様々な問題が喧伝されている。
　でも、一般的な傾向と、個々の事情を混同してはいけない。
　結局のところ、結婚は自分と相手の問題だ。

読了日：2009/11/20