とびきり哀しいスコットランド史 の商品レビュー
スコットランドの最初…
スコットランドの最初の住人から始まり、独立国家スコットランドが消滅するまでを、各項目ごとにイラスト付きで非常にわかりやすく楽しく読み進められます。索引としての利用価値もあります。
文庫OFF
スコットランドがどうしてイギリスから独立したがるのか分からなくて読んでみた。あまりにも身近でなさ過ぎてしっくりこないところも多かったけれど、そもそも違う国なのだと理解できた。
Posted by
イギリス史と同じで、これまたある程度の予備知識がないと、どこが哀しいのかわからない。しかも絵がきたない。スコットランドとイングランドは、フランスも絡んで戦争ばっかりしていたのはわかった。歴史をかじった人が、流れを思い出すよすがにはするにはいいのかもしれない。習っていない人が読む...
イギリス史と同じで、これまたある程度の予備知識がないと、どこが哀しいのかわからない。しかも絵がきたない。スコットランドとイングランドは、フランスも絡んで戦争ばっかりしていたのはわかった。歴史をかじった人が、流れを思い出すよすがにはするにはいいのかもしれない。習っていない人が読むとどこがポイントなのかわからない。
Posted by
「スコットランド人は本書で述べられている様々な理由から、独立した国家の一員であることを放棄した国民であり、それこそが諸悪の根源となったのである。だからもし、あなたが出会うスコットランド人が愛想が悪く無作法で、自分たちの伝統に無頓着なように見えるからといって、驚かないでいただきたい...
「スコットランド人は本書で述べられている様々な理由から、独立した国家の一員であることを放棄した国民であり、それこそが諸悪の根源となったのである。だからもし、あなたが出会うスコットランド人が愛想が悪く無作法で、自分たちの伝統に無頓着なように見えるからといって、驚かないでいただきたい。そのような国民性もまた、これまで数々の問題を引き起こしてきたからである。すべてを理解することはすべてを受け入れることにつながると、著者は信じている。よってこの薄めの、ちょっと変わった構成の本書は、できるだけ簡単にまた楽しくスコットランド史の全体像が把握できるよう工夫を凝らしたつもりである。」「いまのスコットランドはどん底の状態にある。文化的な遺産であるタータンは笑い話のたねに使われるのがおちであり、財界と政界は、薄利多売を信条とする外国人と皮肉屋に操られた人形芝居の舞台にすぎない。しかし国土は変わらずここに横たわっている。変化に富んだ無限の表情と神秘的な魅力をたたえたスコットランドは、人々がこの国と出会い、これを深く理解し、一体となることを待ち続けているのだ。この大地は、ただ搾取され、裏切られることを望んでいるのではなく、また哀愁に満ちたスコットランド民謡のためだけに存在しているのではない。」↓よりは体系的に分かっている人が書いた本らしくスコットランドとはどのような成り立ちの国なのか上手く書かれていて、登場人物も少ないせいか落ち着いて読めた。旅行前とかにいいかも。
Posted by
- 1