結婚の罠 の商品レビュー

リン・グレアム(著者),山ノ内文枝(訳者)

2009/10/04

大実業家アレックス・ロッシーニの、社交事務担当秘書としてサラが雇われてから丸一年。彼のガールフレンドたちに嘘をつくのが、サラの主な仕事のようなものだった。圧倒的な男らしさを発散するしなやかな長身、ブロンズ色に日焼けした彫りの深い顔に光る魅力あふれる瞳。女性たちが彼を夢中で追いかけるのも無理はない。だが、サラはアレックスのそばに寄るのもいやだった―ずるい女たらし。ある朝サラは、同居しているいとこと自分の婚約者を一つベッドに発見した。父のない子供として生まれ、母亡きあと、おば夫婦に育てられたサラは、幼いころから何か大切にしているものは全部、そのいとこに奪われてきた。でも、こともあろうに婚約者まで…。ショックのあまりサラは、その日妙に優しい言葉をかけてくる上司アレックスの胸に身を預けてしまった。

2009/10/04

ボスのアレックスのために嘘をつくのがサラの仕事のうち、もうすぐ結婚するというある日、呼び出しに応えて家に戻るとフィアンセと自分の従姉妹がベッドにいるところを発見、ショックで呆然としたまま会社に戻ったサラは気がつくとアレックスに身を任せていた。　　これもそうとうメロメロ度全開のヒーローで◎。

2009/10/04

ハーレクインは、２時間半で読み終わることに気付きました。
大実業家アレックスの秘書をするサラ。ある日サラは自分の婚約者といとこが一つベットにいるところを発見してしまう。いとこに婚約者を奪われ、意識も朦朧としているとき優しくしてくれたのは、女ったらしのアレックスだった。大嫌いなアレックスの優しさに思わず溺れてしまい、何故か結婚してしまうのだが、それは、アレックスの策略だった。
我が儘ないとこと叔母に振り回されてしまうサラが面白くて、サラの危機を見事に小気味よく救ってくれるアレックスが良くかかれている。ハーレクインには無くてはならないキャラだ。