銀河英雄伝説(9) の商品レビュー
…号泣の9巻。クライ…
…号泣の9巻。クライマックスに近づきどんどん登場人物が死んでいくのが哀しい。
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シリーズ第9弾。この…
シリーズ第9弾。この巻も感動すること必至です。絶対オススメのシリーズです。
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根強い人気を持つスペ…
根強い人気を持つスペースオペラの第9弾。
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ユリアンとフレデリカがヤンの後を継ぎ戦争はいったん終了。策謀にはめられてロイエンタールが叛乱するも鎮圧され死亡。ロイエンタールの叛乱はどうも納得いかないというか、ちゃんとラインハルトとコミュニケーション取れば、どうにかならんかったのかねと思うが、まあ仕方ない。ロイエンタールが死に際に元同盟トップ、トリューニヒトを道連れにしたので、さあ後はラインハルトvs地球教+元フェザーンのボス、ルビンスキー。結局ルビンスキーが一番手強かったが最後は果たして。そしてイゼルローンやいかに。 もう1つ、ラインハルトとヒルダが一夜の同衾で子を成し結婚。世襲って最悪なことになる可能性があるけど、共和制って衆愚政治になるよね、というのが本作の重要なテーマだと思うんだが、さてその辺はどうなるのか。個人的にも優秀な専制政治ってのが実は好きで(シンガポールとかソフトバンク)、でも確かに次世代にどう繋ぐのかまでは考えたことなかったので、その点でも結末が楽しみだ。いよいよあと1冊。
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どうしてこの作者(ひと)はこんなにも人を感動させるのだろうか…。 どうだろう、この溢るる才気! ヤンの死を以ってしても衰えを知らないヴォルテージ! 本統に、全く以って前巻を読んだときに抱いた懸念は杞憂に終わった。第2巻における布石がここに至って最大に活き、登場人物各々に血液を...
どうしてこの作者(ひと)はこんなにも人を感動させるのだろうか…。 どうだろう、この溢るる才気! ヤンの死を以ってしても衰えを知らないヴォルテージ! 本統に、全く以って前巻を読んだときに抱いた懸念は杞憂に終わった。第2巻における布石がここに至って最大に活き、登場人物各々に血液を脈動させる。 素晴らしき人生讃歌!! もはや、これは単なるジュブナイルでない。 本統の宇宙叙事詩だ。 そして次回で物語は、いや歴史は終局を迎える…。
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胸キュン展開から始まるこの巻。 だが、男同士の矜持のぶつかり合いが熱く、哀しい。 ロイエンタールがロイエンタールであったが故の結末に鳥肌が立つ。 これだけ複雑な心境を持つキャラクターは銀英伝の中で屈指。だからこそのお気に入りキャラNO1。 トリューニヒト&ラング、ざまぁ。
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「ロイエンタールの大ばか野郎!」…戦を避けられるはずでも自ら飛び込んでいったロイエンタール。…自重してほしかった。
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イゼルローン要塞でユリアンらは新体制構築のために奔走していた。 帝国側はウルヴァシー事件でラインハルトが暗殺されそうになり、その罪をロイエンタールはかぶせられてしまう。叛逆罪を着せられたロイエンタールは帝国軍と戦うことになる。 泣くしかない。読むのが辛かった。 ミッターマイヤーがロイエンタールを失うということは、ラインハルトがキルヒアイスを失った、ユリアンがヤンを失ったようなものだと思います。 それでも今回は特に精神的ダメージが大きかったです。 なぜなら、今まではキルヒアイスもヤンもラインハルトやユリアンにはどうしようもないところで死んでしまっていたけれど、今回はミッターマイヤーが自ら手を下さないといけなかったんですよ!それが辛い。 そしてロイエンタールは戦場で散るのではなく、ゆっくりと死んでいく…… 死ぬまでに考える時間があるのも辛いなと思います。それを受け入れて死んでいくロイエンタールはやはり強い。 「死ぬにあたって、幼い子供を託しえるような友人を持つことがかなえば、人生最上の幸福だ、と……」 この言葉の後に 「遅いじゃないか、ミッターマイヤー……」 とくる。ロイエンタールからミッターマイヤーへの信頼と友愛を感じました。
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これまでは、専制主義と民主主義の対立として描かれていたが、この巻は専制主義の主君と臣下の対立を描いている。 同じ勢力である以上、争いは避けたかっただろうが、 理が曲げられてしまった以上、主君としては争いを避けることができなかった。 主君は売られたけんかは買わなくてはならない。
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巻末解説は、小野不由美さん。「十二国記」の着想は「死なないラインハルト」にあったと、自ら暴露されています。
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