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資本主義と他者 の商品レビュー

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2009/10/04

筆者がパリで書いた博士論文を元に書かれている。博論というのは基本的に一番時間をかけて、頭を悩ませて書いていると一般的に言われているだけに、さすが筆者の卓見が垣間見れる。本書で取り上げられる「両義的他者」の存在が、彼の後の著作にもたびたび登場してくるので、“荻野ファン”としては是非...

筆者がパリで書いた博士論文を元に書かれている。博論というのは基本的に一番時間をかけて、頭を悩ませて書いていると一般的に言われているだけに、さすが筆者の卓見が垣間見れる。本書で取り上げられる「両義的他者」の存在が、彼の後の著作にもたびたび登場してくるので、“荻野ファン”としては是非読んでおきたいところだ

Posted byブクログ