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五体不満足 の商品レビュー

4

150件のお客様レビュー

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素晴らしい

障害は不便だけれども不幸ではない。先天性四肢切断という障害を持って生まれ、そう言い切る著者の眼に迷いはない。障害を個性と思う彼の生き方は勿論、彼を囲む人々の在り方がまた、素晴らしい。

yama

2024/09/05

筆者が、車椅子では不可能だと思えることに挑戦しているのに驚きました。 今は色んな施設でバリアフリー化が進んでいますが、誰もが暮らしやすい社会にするためには、「心のバリアフリー」がいちばん大切なのだなと感じました。 障害のある人に対して「かわいそう」と思うのは、他人が勝手に決めつけ...

筆者が、車椅子では不可能だと思えることに挑戦しているのに驚きました。 今は色んな施設でバリアフリー化が進んでいますが、誰もが暮らしやすい社会にするためには、「心のバリアフリー」がいちばん大切なのだなと感じました。 障害のある人に対して「かわいそう」と思うのは、他人が勝手に決めつけているだけであり、かわいそうかどうかを決めるのは本人次第なのだと思いました。

Posted byブクログ

2024/03/27

何かを成すのに、四肢が自由かどうかなんて関係ない。 身体なんて、環境なんて、人の目なんて、 全部関係なしに、やりたいことにひたむきに、一生懸命に。

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2024/02/22

中学校の朝読の時間に初めて手に取った、私が読書をするきっかけを与えてくれた本。子供ながらのアイデアで生まれた乙ちゃんルールなど周囲のあたたかさを感じる。あとがきにも書いてあったかと思いますが、大人時代になってくるにつれて少し内容がかたくなっていく印象。社会人になった今、改めて読み...

中学校の朝読の時間に初めて手に取った、私が読書をするきっかけを与えてくれた本。子供ながらのアイデアで生まれた乙ちゃんルールなど周囲のあたたかさを感じる。あとがきにも書いてあったかと思いますが、大人時代になってくるにつれて少し内容がかたくなっていく印象。社会人になった今、改めて読み返すと当時は得られなかった学びを得られそうな予感がしています。

Posted byブクログ

2023/08/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

子どもの読書感想文用に借りたので、大変遅ればせながらも、読んでみた。 ご両親のたくましさ、先生やおともだちのあたたかさ、何よりご本人の明るさに、何とも頼もしい気持ちになった。 なるほど確かに、乙武さんだからこそ語れる言葉がたくさんつまっている1冊でした。

Posted byブクログ

2023/07/27

心に残ったフレーズ ・子供に本を読んであげないのは、子供の脳の前頭葉(思考・判断などを営む)を切り取る手術をしているのと同じ。 ・みんなと同じようにすることが出来なければ、その他のことで補えばいい。 ・「乙武にしかできないこと」があっていいはず。周囲に引け目を感じる時「でも、僕は...

心に残ったフレーズ ・子供に本を読んであげないのは、子供の脳の前頭葉(思考・判断などを営む)を切り取る手術をしているのと同じ。 ・みんなと同じようにすることが出来なければ、その他のことで補えばいい。 ・「乙武にしかできないこと」があっていいはず。周囲に引け目を感じる時「でも、僕はみんなのためにこれをやってるぞ」と言えるような何かを作ってやりたい。 ・特徴;他と比べて特に目立つ点(単なる違い) ・特長;そのものを特徴づける長所(他とは違う、優れた部分) ・多士済々;すぐれた人物が数多くいること。 ・水滸伝の梁山泊「優れた人物たちが集まる場所」「有志の集合場所」 ・他人の視線が、身体障がい=身体的特徴を実感させる。 ・キレイに着飾っているお洒落な障がい者と、普段からジャージで過ごしている障がい者、一般の目に「かわいそう」と映るのはどちらだろう。 ・乗り物や建物などのハード部分を作り上げるのは人間。その造り手の我々が「どれだけ障がい者、高齢者に対して理解や配慮を持てるか」で、ハードのバリアフリー化はいくらでも進む。では、その理解・配慮はどこから来るか?「慣れ」に注目。 ・取材者に多くを語るのは、そこに信頼を見出したとき。 ・自分が数限りないインタビューを受けてきたから「取材される側のことを最も理解しているライター」になれる。真摯に話してくれた内容を誠実に原稿へとまとめる。

Posted byブクログ

2022/07/07

https://opac.nittai.ac.jp/carinopaclink.htm?OAL= SB00076071

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2022/05/07

たまたま祖母の家にあったので。 元々この方をあまり好きではなかったのですが、これを読んで改めて苦手だなこの人。と思いました。 私も障害児を育てる母です。 目に見える障害のある人は、いい意味でも悪い意味でも気にかけてもらえます。が、目に見えない障害はそうはいきません。それが障...

たまたま祖母の家にあったので。 元々この方をあまり好きではなかったのですが、これを読んで改めて苦手だなこの人。と思いました。 私も障害児を育てる母です。 目に見える障害のある人は、いい意味でも悪い意味でも気にかけてもらえます。が、目に見えない障害はそうはいきません。それが障害であることすら理解してもらえない訳で…。 ここでは障害者と一括りにされてますが、身体障害者と表現された方が良いのかなと思いました。 …乙武さんも言っていますが、性格が悪い人は障害者であろうが健常者であろうが関係ない。私もそう思います。

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2022/03/01

本書の裏テーマとしては子育てというのがあると思います。 これは障害者であろうとなかろうと、親や周囲の人間に恵まれるかどうかが本当に大事なんだなと思いました。 本書には彼の愉快な青春ストーリーが描かれているのですが、ちょっと羨ましいなと思うシーンも多々有りました。もちろん理解できな...

本書の裏テーマとしては子育てというのがあると思います。 これは障害者であろうとなかろうと、親や周囲の人間に恵まれるかどうかが本当に大事なんだなと思いました。 本書には彼の愉快な青春ストーリーが描かれているのですが、ちょっと羨ましいなと思うシーンも多々有りました。もちろん理解できないような苦労もあるのでしょうけど誰だってそうですよね。 これは障害者一般の話ではなく彼個人の話です。本書を持って障害者云々と一般化するのは違うと思います。マスコミなんかはすぐそれをやりたがるけど。 もう一つの視点としては障害を持っていたから故に型にはめられることなく彼のキャラクターが生きたのかも知れないということ。一方で障害者という型にははまらなかったことでしょう。 自分のいい部分も醜い部分も受け入れて、その人らしい生き方をすることが大切なんだと思いました。

Posted byブクログ

2022/01/05

障害者ないしは身体的特徴を持つ方に対し、手助けが必要な機会はあっても、接し方に特別な気遣いは不要であり、互いに普遍的な存在であることを認識するといったことが印象的であった。

Posted byブクログ