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文学の記号学 の商品レビュー

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2016/06/08

子供の言葉遊びを難解にしたような感じって言ったら聞こえが悪いかもしれませんが、読んでる間、終始その印象が頭から離れませんでした。 言語を用いて、言語と戦う。 敵の手法(=言語)を用いて戦うしか術がない。 っていうくだりは、ちょっと「お、面白そう。そこからどう展開させるの?」っ...

子供の言葉遊びを難解にしたような感じって言ったら聞こえが悪いかもしれませんが、読んでる間、終始その印象が頭から離れませんでした。 言語を用いて、言語と戦う。 敵の手法(=言語)を用いて戦うしか術がない。 っていうくだりは、ちょっと「お、面白そう。そこからどう展開させるの?」って前のめりになったんだけどなぁ。 真の自由を得るためには、隷属性と権力から逃れ得ない言語を用いて、言語をごまかすという壮麗な肩透かしイコール文学(複合的な書き物)を、用いるしかない。???? 文学は現実的であり(あらゆる学問の要素を含蓄し現実を描写することを目指す)、同時に非現実的である(現実に起こっている多次元の要素を、言語という一次元で記述しようとする不可能性)。?????? 私の頭では解読不能でした。ぐやじい!

Posted byブクログ