「性」のミステリー の商品レビュー
登場人物の性別を考えながら読み進めました。しかし、ジェンダーはめに見えないものもあるので、特定できた人は少なかったです。また、自分が様々な固定観念に囚われていたことにも気付かされます。性(ジェンダーとセクシュアリティ)を通して自分を見つめ直すのにもオススメです。
Posted by
せっかく女子大にいるのだから在学中にジェンダーを学ぶ努力を。平易で読みやすい文章、形而上形而下双方からの解釈ナド、初学者にも手に取り易い内容。 「性」を、性自認・ジェンダー・性的指向性の三点から捉えるというのは発見。 例えば女性同性愛者が皆、「心は男」だと感じているとは限らない...
せっかく女子大にいるのだから在学中にジェンダーを学ぶ努力を。平易で読みやすい文章、形而上形而下双方からの解釈ナド、初学者にも手に取り易い内容。 「性」を、性自認・ジェンダー・性的指向性の三点から捉えるというのは発見。 例えば女性同性愛者が皆、「心は男」だと感じているとは限らない、等。 生物学的性別とジェンダーが一致するとは限らないように、ジェンダーと性的指向性が一致することも自明ではない。 いずれにしても、少数派・逸脱の立場を〟多様性〝と肯定的に受け止めるには、ある程度「学術的」裏付けが必要なのだ。本人が自分に言い聞かせる限りは、言い訳の枠を出ることはできないのだし。 ただ、ある程度「同性愛」に偏見を持つ読者を想定して書かれているので、掘り下げたいのはそこではないのに、という思いも。
Posted by
ゼミでジェンダー論を専攻するので導入の導入のために読んだ。普通に面白かったけど、めちゃくちゃ新しい発見があったわけではない。私はもともと同性愛とかに偏見が少ない方なので、筆者の「一般人はこういう偏見をもってるよね!」っていう姿勢に同意しかねた。 ジェンダー論を学ぶなら読んで損はな...
ゼミでジェンダー論を専攻するので導入の導入のために読んだ。普通に面白かったけど、めちゃくちゃ新しい発見があったわけではない。私はもともと同性愛とかに偏見が少ない方なので、筆者の「一般人はこういう偏見をもってるよね!」っていう姿勢に同意しかねた。 ジェンダー論を学ぶなら読んで損はないはず。
Posted by
[ 内容 ] 女でありたい男、男でありたい女。 男が好きな男、女が好きな女。 あなたの内側にも広がる「性の迷宮」とは? 推理じたてで常識的二元論をくつがえす異色作。 [ 目次 ] プロローグ 「本物の女」と「本物でない男女」たち? 第1章 ジェンダ-「男」と「女」の作られ方 第...
[ 内容 ] 女でありたい男、男でありたい女。 男が好きな男、女が好きな女。 あなたの内側にも広がる「性の迷宮」とは? 推理じたてで常識的二元論をくつがえす異色作。 [ 目次 ] プロローグ 「本物の女」と「本物でない男女」たち? 第1章 ジェンダ-「男」と「女」の作られ方 第2章 セクシュアリティ-欲情の傾向と対策 第3章 セックスと性自認-「本物の女」「本物の男」とは? [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
Posted by
個人的に、「性別」についての考え方を整理してくれた一冊。そんな堅苦しいこと抜きにしても興味深い内容です。
Posted by
やおい・腐女子とは直接関係無いけど、すべての人に一回は読んで欲しい本。性別って何なんだろう? わたしは本当に女(男)なのかな?
Posted by
かなり前に読んだものだから、実はそんなに内容を覚えていない。 悪くなかったとは思うけれど。 それでも、私にとっては特別な一冊。 なぜならアセクシャルについて最初に(かどうか知らないけれど相当初期に)書いてくれた本だから。 たった1、2行。それだけが見たくて読んだ。 Aセクな自分...
かなり前に読んだものだから、実はそんなに内容を覚えていない。 悪くなかったとは思うけれど。 それでも、私にとっては特別な一冊。 なぜならアセクシャルについて最初に(かどうか知らないけれど相当初期に)書いてくれた本だから。 たった1、2行。それだけが見たくて読んだ。 Aセクな自分を肯定するための第一歩だった。 というわけで贔屓目の★4
Posted by
- 1