風にまかせて 女のほんね の商品レビュー

藤堂志津子(著者)

2009/10/04

藤堂さん自身の生活エッセイ。結婚・離婚・ＯＬ・そして小説家となった著者が、日々の出来事や過去の想いを綴っておられる。
今まで読んだ小説からは、真面目な感じの方なのかな？と思っていたけれど、とても楽しい方のようで読んでいて面白かった♪
らっきょの皮むきを終えて「生きててよかった！」と思われたり（笑）
これは、人間は退屈の極みに達すると、どんなことにでも喜びを発見できる。。。という教訓だった。。。
男心の探求などもあって、興味深く読んだ。
お酒が大好きな著者。
最近は、ウイスキーに心変わりしているらしい。
「どうして私を捨てたの？」と責めるワインがうっとおしいのに、さりとて、自分の身辺からきれいさっぱりワインを追い払えない、多少は恨みっぽい気配を背中に感じていたい・・・この心理は、男心なんだって。。。
なるほど〜〜〜。
勉強になった一冊でした☆