中国の夢判断 の商品レビュー

劉文英(著者),湯浅邦弘(訳者)

2014/05/05

学術的な故に面白みは無い。
個人的には、中国の風水チックな夢判断を予想していたが、内容的には全く異なり、フロイトやユングを対比とした夢と現実の肉体との因果関係を学問として論じる内容になっている。
心理学の一つとして中国の歴史的な夢判断をデータに用いるつもりならば読む価値があるが、小説的、ネタ的な目的として読むにはズレを感じざるを得ない。

2011/11/16

東西の精神性の違いを指摘したうえ中国の古代から近現代に至る夢理論を紹介、例えばフロイトは高所に昇る夢をセックスの象徴としたが中国人は出世や富豊の予兆とした。