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身辺怪記 の商品レビュー

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2019/10/21

昭和33年生まれ、坂東眞砂子さんの「身辺怪記」、1997.4発行。数年後、2002.2にタヒチで書かれたエッセイ「わたし」を先に読んでいたので、さっと入っていけました。坂東さんは、郷里・高知~奈良~東京~鎌倉~タヒチ~伊・リド島~郷里・高知と住居を変えてられますが、本書は鎌倉時代...

昭和33年生まれ、坂東眞砂子さんの「身辺怪記」、1997.4発行。数年後、2002.2にタヒチで書かれたエッセイ「わたし」を先に読んでいたので、さっと入っていけました。坂東さんは、郷里・高知~奈良~東京~鎌倉~タヒチ~伊・リド島~郷里・高知と住居を変えてられますが、本書は鎌倉時代です。身辺怪記、南方浄土、昔日残夢、日常雑録の4区分です。次の2つが印象深く残りました。①田舎では、昆虫も鳥も動物も人間も同じ舞台の上で生きている ②つまるところ、死とは、一人きりで追求しなくてはならない体験なのだ。

Posted byブクログ