建築の解体 の商品レビュー
建築の解体―一九六八年の建築情況 (和書)2012年12月14日 19:22 1997 鹿島出版会 磯崎 新 数年ぶりに再読してみました。磯崎新さんの著書で最初に読んだのがこの本です。それまでかなり誤解していて、この本を読んですっかり気に入ってしまいました。磯崎新さんは柄谷行...
建築の解体―一九六八年の建築情況 (和書)2012年12月14日 19:22 1997 鹿島出版会 磯崎 新 数年ぶりに再読してみました。磯崎新さんの著書で最初に読んだのがこの本です。それまでかなり誤解していて、この本を読んですっかり気に入ってしまいました。磯崎新さんは柄谷行人さんの友人でもあるそうで、批評空間などで読む機会もありましたが僕の偏見によって柄谷さん以外は難しいだけで駄目だろうと考えていたのです。他の批評空間メンバーも僕の柄谷偏重を改めて評価し直そうと思っています。だからといって柄谷さんがどうなるわけではなく、他の人々も良いならそれに超したことはないと言うことです。 次は「空間へ」を読んでみたい。船橋市の図書館は磯崎さんの著書が多くちょっと脚を伸ばして借りにいこうと思います。 2009年11月25日 15:14 時間の関係で本文のみ通読しました。建築のセミラティス的アンテナによる感性が素晴らしくよみながらワクワクしました。磯崎新という建築家を全く知らなかったということを痛感しました。この人の良さがやっと少しだけ理解できるようになって、これからもこの人の作品を見てみたいし、読んでみたい。
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ソフトウェア技術者は、建築家に学ぶか、言語学者に学んできた。 もちろん、数学者の方々でソフトウェアを書く方々には不要かもしれない。 しかし、意味のあるもの、役に立つものを造ろうとすると、建築家の歩んだところは、参考になることが多い。 今尚建築中のスペインの教会も、教会としても、観光地としても利用できているので、無意味なものではない。 ここでいう解体も、構築のためのひとつの手段だと考えてはいけないだろうか。
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1960年代後半の建築状況を詳細にレポートしたもので、モダニズムからポストモダニズムへの移行を決定づけた本である。
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