鷲は飛び立った の商品レビュー

ジャック・ヒギンズ(著者),菊池光(訳者)

イギリスでは特殊作戦…

[文庫ＯＦＦ]

イギリスでは特殊作戦執行部のマンロゥ准将がデヴリンらの到着を待ちかまえていた…名作『鷲は舞い降りた』待望の続篇。

2024/03/18

超名作「鷲は舞い降りた」の続編。
出版は15年後だが、物語は数日後から始まる。

1975年のロンドン、ジャック・ヒギンズ宅に一人の女性が訪ねてくる。
チャーチル誘拐作戦に失敗し、戦士したドイツ軍空挺部隊のクルト・シュタイナ中佐が生きていたというのだ。
非公開文書のコピーを携えてきた女性はその後、轢き逃げ事件であえなく死んでしまう。

そして物語は1943年のベルリンへと飛ぶ。
シュタイナが生きているとわかったSSのヒムラーはSSのシェレンベルグ将軍に救出作戦を指示する。
実行するのは、シュタイナとともに作戦に参加し、唯一の生存者となったリーアム・デブリン、IRAのメンバーだ。

クルト・シュタイナは本当に行きているのか？救出作戦は成功するのか？

2017/03/11

デヴリン無双。これに尽きる。かつモテる。前作のリプレイ感半端ないけども、スピード感あって、かつ安心感もあって、前作ファンとしてはとても楽しめた。

2011/02/02

『鷲は舞い降りた』の続編。前作のみならず、他シリーズのキャラクターも顔を出す、ファンに向けての大サービスのような作品。魅力的な登場人物たち、緊迫感のあるストーリーと存分に堪能できるのだけど…。
前作が大傑作だっただけに、比べるとどうしても見劣りしてしまうなぁ。