天を越える旅人 の商品レビュー
チベットの僧が雪山の中亡くなる夢を何度もみる。 その雪山へ行く旅の中で輪廻、宇宙、カルマと壮大なテーマと共に自分の過去と向き合っていく。一つの世界が広がって自分がちっぽけに見えてくる。
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ヒマラヤを舞台に、若きラマ僧が仏教の真理を求め旅をする。 行き着く先は、未踏峰の山頂。果たして仏教の真理を見つけることができるのか。 この作品、岳人に連載されていたそうですが、舞台はヒマラヤながら壮大なスケールで展開して行きます。
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谷甲州の傑作(だと、思う)。チベットの少年僧ミグマが自分の前世をめぐる遥かな過去を探るたびに出る。そして、ついにミグマはチベット仏教の曼荼羅図を手がかりに、時間と空間、物質とエネルギーを巡る宇宙物理学の世界を解き明かす。なんてこったい!曼荼羅と相対性理論が繋がっちまった。でも、確...
谷甲州の傑作(だと、思う)。チベットの少年僧ミグマが自分の前世をめぐる遥かな過去を探るたびに出る。そして、ついにミグマはチベット仏教の曼荼羅図を手がかりに、時間と空間、物質とエネルギーを巡る宇宙物理学の世界を解き明かす。なんてこったい!曼荼羅と相対性理論が繋がっちまった。でも、確かに曼荼羅図はフラクタルなんだよね。仏教も宇宙物理も根源にあるものはイコールなのかもしれないと、このちっこい脳みそで思った一冊。
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