ペンローズの量子脳理論 の商品レビュー
脳内では量子的重ね合わせが1秒未満のサイクルで収縮し、繰り返されていると。 この重ね合わせが細胞内のマイクロチューブル内でおきて、これが意識と関わっていると。 収縮はランダムではなく、計算可能でない領域で決定されるのだと。 コンピュータはどこまでいっても計算可能な領域までしか到達...
脳内では量子的重ね合わせが1秒未満のサイクルで収縮し、繰り返されていると。 この重ね合わせが細胞内のマイクロチューブル内でおきて、これが意識と関わっていると。 収縮はランダムではなく、計算可能でない領域で決定されるのだと。 コンピュータはどこまでいっても計算可能な領域までしか到達できないので、そこに意識は発生しないと。 頭がいいやつの考えることは、さっぱりわからん。 それなら量子コンピュータは意識に到達できるのか思って、Wikipediaを見たら、計算可能なところだけなのね。計算機なんだからあたりまえか。 以前「皇帝の新しい心」を持っていて、かっこいいので本棚に並べていたが、けっきょく読む気がおきず、売ってしまった。この難しさでは、読む気がおきても、読めなかったな、たぶん。 この本は竹内薫と茂木健一郎のくだけた解説でなんとか最後まで読めた。 そのぶん格調低くなっていて損していると思うけど。かっこわるい表紙でさらに損している。版元が徳間書店というところでも怪しい感がでてしまうのはやむなしか。
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90年代もっともインパクトを与えた科学仮説・量子脳理論を一般向け科学解説で定評ある茂木健一郎・竹内薫が詳細に解説。類書がないので、この問題に関心ある人は必読!
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