罪と罰 の商品レビュー
「ナニワ金融道」でヒトヤマ当て、成り上がりとなった著者のエッセー。 時折成金のおごりのようないやらしさが垣間見られる部分もあるが、やはり彼の基本的な考え方は庶民的である。 生々しく、えげつない世界を潜り抜けて、大金を手にした彼だからこそわかる資本主義、民主主義の矛盾。 「ドヤ街の...
「ナニワ金融道」でヒトヤマ当て、成り上がりとなった著者のエッセー。 時折成金のおごりのようないやらしさが垣間見られる部分もあるが、やはり彼の基本的な考え方は庶民的である。 生々しく、えげつない世界を潜り抜けて、大金を手にした彼だからこそわかる資本主義、民主主義の矛盾。 「ドヤ街のオッサンが、どんなに優れた本書いて、どんなに良い講演しても誰も見向きもせん」 こんな現代だからこそ、必死に努力して、チャンスをつかめと青木氏は説くのである。 出世は押しの強さだ、という主張も実に彼らしいと思う。
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