図書館の死体 の商品レビュー
図書館内で女性の死体…
図書館内で女性の死体を発見したジョーダンは容疑者にされてしまい・・・
文庫OFF
アガサ賞、マカヴィティ賞のダブル受賞。 以下はネタバレあり。 図書館で殺害された女ベータは町の住人の名前と聖書の引用箇所が記されていたメモを持っていた。それを使って、容疑者となった図書館長である主人公が警察に頼らず一人で犯人探しをする趣向だが、とにかくやりすぎ。少なくとも最後に...
アガサ賞、マカヴィティ賞のダブル受賞。 以下はネタバレあり。 図書館で殺害された女ベータは町の住人の名前と聖書の引用箇所が記されていたメモを持っていた。それを使って、容疑者となった図書館長である主人公が警察に頼らず一人で犯人探しをする趣向だが、とにかくやりすぎ。少なくとも最後にヤバいルースにまで会いにいく必要はないでしょう。さらに、手紙がメモの謎解きだとわかった後も、警察がベータの家宅捜索をしても何も見つけられず、我らが主人公はいとも簡単に見つけたのもなんだか。読後にモヤモヤ感が残る作品でした。
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これも二回目。タイトルを見て多分、読んでるなと思いながら読み始め、1ページ目の語り手の自己紹介で一度読んでると確信した。でも、犯人は全く覚えていなかった。これは良いことなのか悪いことなのか。1ページで思い出すというのは記憶に残っているということ。でも犯人というか真相を覚えていないということは印象が薄いということ。でもまあ面白く読んだ。特に後半は一気に読んだ。 軽いミステリ。特別なトリックもない。聞き取りしていたら犯人が馬脚を露す。
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田舎町で図書館の館長を務めるジョーダン・ポティートは、身の不運を嘆いた。前の日に口論した中年女性が、あろうことか彼の図書館で他殺体で発見されたのだ。その被害者はジョーダンや彼の母親らの名前と、聖書からの引用を記した奇妙極まるメモを隠し持っていた。殺人の容疑者となったジョーダンは、...
田舎町で図書館の館長を務めるジョーダン・ポティートは、身の不運を嘆いた。前の日に口論した中年女性が、あろうことか彼の図書館で他殺体で発見されたのだ。その被害者はジョーダンや彼の母親らの名前と、聖書からの引用を記した奇妙極まるメモを隠し持っていた。殺人の容疑者となったジョーダンは、身の証しを立てるために犯人捜しを始めるが―アガサ賞、マカヴィティ賞の最優秀新人賞を受賞した人気シリーズ第1弾。
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テキサスの田舎の小さな図書館を開館すると死体が転がってて、しかもその死体が前日に口論したおばちゃんだと館長さん(モテモテ男子)はひっくり返るよね~。特に謎解きがおもしろいミステリではないのだが、田舎町の人間関係と、図書館に集まる人たちがとてもおもしろい。しっかし、ラストに向かって...
テキサスの田舎の小さな図書館を開館すると死体が転がってて、しかもその死体が前日に口論したおばちゃんだと館長さん(モテモテ男子)はひっくり返るよね~。特に謎解きがおもしろいミステリではないのだが、田舎町の人間関係と、図書館に集まる人たちがとてもおもしろい。しっかし、ラストに向かって、二時間ドラマ並にどろどろな人間関係が暴露されていってこの町が今後だいじょうぶかな、と心配になる。
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内容は当然として登場人物にそれぞれ個性があって、非常に生き生きとした作品だった。まぁ、人は死ぬんだけど 何よりも主人公の、まさにアメリカンといった風なジョークが随所にちりばめられており、いい味を出していた
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タイトルに惹かれてシリーズ3冊を衝動買い。内容はまあ面白かった方かな。わざわざ強請り相手のリストに聖書からの引用文をつけるかな、とも思ったけど。登場人物が事ある毎に言うほどの小さな田舎町に(しかも図書館に関係ある人ばかり)にこれほど強請られるネタを持っている人がいたら大変だぞ(笑)
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都会から故郷へUターンして来た若き図書館長が事件に巻き込まれて、解決するお話。 米国在住の知人に原著(英語のペーパーバック)も送ってもらいましたが、そっちは未読。つか、軽いタッチなので、難しくはなさそう。
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図書館が出てくるミステリー。図書館で死体が発見され、その事件を中心に地域の複雑な人間関係、事情があらわになっていく。終わりもスッキリ。面白かった、満足です。
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1995にアガサ賞とマカヴィティ賞の最優秀処女長編賞をW受賞した1冊。図書館で発見された死体を核とするミステリーですが、家族愛ありロマンスありのエンターテイメント小説。 訳者あとがきに「読み終わった後に何とも言えない幸福感に浸らせてくれる」とありますが、私的には近い人がこんなに秘...
1995にアガサ賞とマカヴィティ賞の最優秀処女長編賞をW受賞した1冊。図書館で発見された死体を核とするミステリーですが、家族愛ありロマンスありのエンターテイメント小説。 訳者あとがきに「読み終わった後に何とも言えない幸福感に浸らせてくれる」とありますが、私的には近い人がこんなに秘密を持っていたとしたら…と恐ろしくなってしまいました。
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